大災害時の対応・・・【学習塾】

昨夜授業が終わってからテレビを付けたら驚いていました。熊本の皆さん大丈夫でしょうか。ご無事をお祈りするしかできなくて申し訳ございません。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

私もそうですが、おそらく平成23年3月11日の東日本大震災を思い出された方も多いのではないでしょうか。

当日の揺れは東北から遙かに離れた平塚でも「震度5弱」を記録しました。揺れも大きかったのですが、揺れている時間が異様に長かったのでした。塾の前の電柱がグラグラ揺れていて、ひょっとしたらこちらに倒れてくるのではないかと思いました。

あれだけの揺れで震度5弱ですから、震度7とはどれほどのものでしょうか。想像を絶する揺れだったことでしょう。熊本の皆さん、まずは身の安全を確保して頂きたいと心から願うばかりです。

大災害時の対応

もし授業中に大災害が来てしまった場合の対処をお伝えしておきます。

KOSHIN学院の建物は「パナホーム」というところが建てています。あの阪神淡路大震災の時でも、パナホームの家は無事だったとパナホームの方がおっしゃってました。

ですから「単なる揺れ」だけでしたら、慌てて塾から飛び出ないことが重要だと思っていますし、もちろん生徒の皆さんにも再三にわたって説明させて頂いております。

しかーし!

KOSHIN学院の付近は凡そ海抜16メートル。東日本大震災では20メートルを超える津波がきました。このように緊急に避難する場合は、鉄筋の建物の上層階に一時的に避難させます。

  1. とにかく生徒の身の安全の確保に全力を注ぎます。それには塾から飛び出さない方が安全です。
  2. 津波や火災などで塾が危険と判断したら、ケースバイケースですが、神田小学校に生徒を避難させます。
    ※神田小学校が危険であると判断したら、神田中学校や幼稚園など安全なところに誘導します。
  3. 避難先から生徒を1人では帰らせません。必ず保護者の方が迎えに来てください。来られない場合はそれまで私が責任もって生徒をお預かり致します。
  4. 保護者の方以外には生徒はお引き渡し致しません。私が責任をもってお預かりします。

その後は警察消防などの指示に従って、生徒の安全を確保します。また保護者の皆様には私の携帯の番号を別途お知らせ致します。

東日本大震災を振り返って

地震そのものもすごかったのですが、原発や津波の被害がすごかってですね。KOSHIN学院のある平塚では津波の直接被害はありませんでしたが、そのあとの「計画停電」では大変な思いをしました。

塾の前は普段は夜でも明るい交差点ですが、計画停電では信号機も点きませんでした。あまりにも危険なので警察に連絡しましたが、警察官が非常電源を持ってきてくださるまでかなり時間が掛かりました。

ガソリンスタンドは営業停止、お米などの食料がスーパーなどから一斉に消えてしまう始末でした

正直なところ「もう塾を続けられないのではないか?」と不安でたまりませんでした。

私からKOSHIN学院を取ったら何も残りません。

昨夜の熊本大地震をテレビでずっと見ていました。

改めて

  • 暖かい布団で眠れる幸せ
  • 温かい食事を摂れる幸せ
  • ウォシュレットのついたトイレを使える幸せ

など、普段は特に気にしていないけど、本当はすごく幸せなことなのだと思い直しました。

もちろんKOSHIN学院は今日も元気に授業をしました。これは本当に幸せなことだと思いながら授業をしました。

それではまた明日! See you!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒の身の安全を最優先に考える学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。