今日は誰か特定の中学校教師を攻撃したいわけではないんだということをご理解いただいた上で、ブログを読んで頂きたいです。
明日までKOSHIN学院の地元の中学校では「後期中間試験」が行われます。
うちの中3生も、みんな一生懸命頑張っています。試験直前は塾でも各自「試験勉強」をすることになっています。
試験で良い点数をとるためには、中学校の先生が指示を出したことをしっかりやることが大切です。
中学の先生が言ったことをやらないで、試験を受けちゃうような生徒のテストの点数は「絶望的」です。
これはどうなんだろうという課題も出ています
ここから書くことは、単に「地元の中学校」への批判ではなくて「全国的」な問題だと認識して欲しいです。地元の中学校になんの恨みもありませんから。
- 試験前にワークを渡し、決められた範囲の問題を解き、自分で丸付けまでやって提出。
- 試験の日にノートまとめなどの「レポート提出」をさせる。
- 試験なのに部活の試合が組み込まれる。
3番のようなことをしている教師はもはや教師じゃないと思うので、ここでは論ずるに値しませんので割愛します。
一番気になるのは「ワークの丸投げ」なんです。自分でやって答え合わせもして提出しろというパターン。
そんなことができるのは成績上位の一部の生徒だけですよ!
KOSHIN学院には、そんなに成績が高くない生徒も頑張って通ってきています。私の目から見ても、その生徒に「配布されたワーク」を全てやって提出するなんて不可能です。
それでも「ワーク提出」をしないと、成績がさがってしまいます。
昨日は中3生のひとりが、そのことですごく悩んでいました。
本当はそんなことさせたくないんですけど、とにかく「自分で解ける問題だけは自分で解いて、あとは仕方ないから赤いペンで答えを写して提出するように」と指示を出しました。
それでも「やらないよりはマシ」ですから。
しかーし!
そんな指示を出した自分も情けなくて・・・。
その生徒には、うちのバイトスタッフを付きっきりにして、時間いっぱいまで面倒みさせました。
何度も繰り返しますが、「特定の中学校教師」を攻撃したいわけじゃなくてね、わりとこんなことをしている「中学校教師」が多いということが問題だと思うのです。
もう少し「生徒の気持ち」に寄り添うような方法はないものでしょうか。
なぜ試験の日にレポート提出させるの?
特に中3生は「今回の試験に人生をかけている」と言っても過言じゃないわけですよ。事実上この試験で成績が決まって、その結果で成績が決まるんです。
その成績を元に「志望校」を最終的に決めていくわけですよ。
それなのに「新聞の切り抜き」を集めてレポート提出しろとか、美術の絵の作品を出せとか・・・。
新聞の切り抜きでレポートを作って提出させること自体は、良いことだと思うけど、「それって夏休みの宿題じゃね?」って気がするんです。
中3生は完全に「入試モード」に突入しているんです。
大量の宿題を出しても構わないけど、それならば「問題を解いてこい!」という宿題を増やして欲しい。
教師が「自分で丸付けしてあげられないような量」の宿題は出すべきじゃないんですよ。
出すにしても、せめて「そんなのできるわけないじゃん」という生徒達にも配慮してあげて欲しいです。
本当は絶対にやりたくないんだけどさ、結局我々塾の先生が「学校の宿題のお手伝い」をせざるを得ないんですよ。
だって、そうしなければ成績下げられちゃうんだもん。高校に行かれなくなっちゃうんだもん。
何度も繰り返しますが、別に学校の先生に喧嘩を売りたいわけじゃないんですよ。
ただ少し、できない子達にも配慮してあげて欲しいんです。
この言葉が中学校の先生の耳に届いてくれると嬉しいんですけどね。
さて、とにもかくにも中3生は「残り1日」です。風邪などひかないように頑張ってきて欲しいです。
それでは今日はこの辺で。また明日!