生徒に嫌われる先生の特徴・・・【学習塾】

実は私も生徒にすごく嫌われていた時代があるんですよ。嫌われるにはそれなりの理由があるんですけどね。

  • 不潔な感じがする。タバコ臭かったり、口臭がきつかったり。
  • 生徒に対して不遜な態度をする。要するにエラソーな教師。
  • お気に入りの生徒だけ贔屓する。(理由もなく)
  • 教え方が下手。板書が汚い。

まあ、あげたらキリがないんですけどね。やっぱり「教え方がへ下手」なんていうのは、もはや「プロの教師」とは言えませんよね。生徒の前に立つべきではありません。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

教え方」ってね、天性のものという部分もあるんですよ。時々休憩時間などに「生徒が生徒に」で問題を教えていたりすることがあるんですけどね・・・・

うわぁ! 上手だ~!

と私が驚くことがあります。教えている相手が理解するのを待つ「間合い」とでも言いましょうか、いつの間にか「私と同じ」レベルになってる子がいるんです。

教え方が気持ち悪いくらい私と似ているんです。

まずは生徒の目を見ながら話すのが基本!

教え方が下手だと言われる先生に多いのは「黒板に向かってしゃべりまくってる」人です。

要するに

「生徒がどう反応するかなんかお構いなし。」
「分からないのは、お前たちが悪いんだ!」

という感じの授業ね。

これって割りと天性の素質でできちゃう人と、かなり練習して直さないとできない人がいます。
※私は後者でした。

女子生徒に嫌われる先生で多いのは!

たぶん圧倒的に多いのが「第一印象の悪い人」なんじゃないでしょうか。

  • 不潔な感じがする。清潔感がない。
  • 態度が横柄で、つねに上から目線。

私もこういう先生に何度か出会ってきました。以前とある中学校の教師と話をしたことがあるんですけどね。その教師は「生活指導」が担当でした。

私に会ったこともないのに、いきなり「かなり上からなものの言い方」をする方でした。

喧嘩をするのも馬鹿らしいので、ハイハイと言ってその場をやり過ごしましたけど、はっきり言って感じ悪い人物でした。

それとなく生徒達に話を聞くと、案の定ほとんどの生徒から嫌われているということでした。

私は別に「生徒に好かれよう」と思って指導はしていませんが、やはり「嫌われる」のは良い気持ちではありません。

しかーし!

嫌われるの覚悟で叱る」ことはありますけどね。

そういう場合は、少し時間がかかっても「分かってもらえる」ことの方が多いです。

不遜で不潔な人で、他人に好かれる人なんかいません。

ちょっと例えがおかしいかも知れませんが、私はX・JAPANというグループがあまり好きじゃないんです。

彼らの「音楽」は素晴らしいと思うので、何曲かipodに入れて聞いているんですけどね。

観客に向かって「テメーら!」と絶叫することがあるんですよ。

確かにX・JAPANは有名なグループで、収入では私の何十倍どころか、何千倍・何万倍かもしれないんですけどね。

私はあなたに「テメ~ら!」と言われる筋合いはないんですよ。「あなた達そんなにエライんですか?」と言いたくなる時があるんです。

内閣総理大臣である安倍晋三さんでさへ、国民のことを「テメ~ら!」なんて言いませんものね。

先生」って魔力のある言葉でしてね、「先生!」と言われ続けていると「エラく」なっちゃった気がしてくるんです。

学校でも、塾でもそうなんですけどね、大学を卒業していきなり「先生!」と呼ばれていると、なんか「自分がエラい人」になったような気がしてきちゃうんです。

私も何度も知らず知らずのうちに「尊大な態度」で生徒の皆さんに接していたことがありました。

  • お前ら、俺のこと誰だと思ってんだ!
  • 誰の授業聞いてると思ってんだ!

情けないことに、若かりし頃こんな言葉を生徒に浴びせてしまったことがありました。今更謝っても許してもらえないでしょうが、できるならば消し去りたい言葉です。

もっと別の言い方があったはずです。当時の生徒さんには大変申し訳ないことをしてしまいました。

生徒の名前を呼ぶときも、「生徒が傷つかないような呼び方」を心がけています。

よく生徒をニックネームで呼ぶことがあるんですけどね、でも呼ばれてイヤだという呼び方はしません。

今度から「※※って呼んで良い?」と聞いて、確かめてから呼びます(笑)

それだけのコミュニケーションが取れていない状況だったら、全生徒を「名字で呼ぶことに統一」して、男の子なら「鈴木君」女の子なら「渡辺さん」と呼んだ方が無難です。

変に生徒に取り入ろうとして、「由香ちゃ~ん♪」なんてやっちゃうと嫌われる原因になるから気をつけてください。

私自身は「不自然にならないように」気をつけています。

少し付け加えると、教師は保護者の方の前で、「淳志は・・・」なんてやったらアウト!

淳志君(あつしくん)」「由香さん」と呼びましょう。

時々保護者面談で、保護者の方から「あつしで良いですよ」と言っていただくことがありますが、でも保護者の方もまんざらではないようですよ。

決して生徒のご機嫌をとる仕事じゃないけど

先生と言っても「先に生まれた」だけなんですよ。別に「エライ」わけじゃないの。

しかーし!

先に生まれた」ので、生徒よりも「多くの知識や経験」をもっているのも確かです。

生徒の良くないところは、注意して改めてもらうことも必要な場合があります。

注意されたり、叱られたり」することは、小中学生といえども「気持ちの良い」ことではありません。

しかーし!

そのことは分かった上で、敢えて叱ったり注意したり、叱ったりしなければならない場合もあります。

こんな時にこそ、普段の生徒との信頼関係がものをいうんです。

不潔で汚らしくて、エラソーなことばかり言ってる教師に注意なんかされたら、もう2度とその先生と口もききたくないですよね。
※私も何度か失敗したことがあります。

最後に、よく「今時の子は」っていう言葉を使う人がいますが、「今時の子は素直で良い子」が多いですよ~!

そういう子達を、良い方向に導いてあげるのが先生の仕事です。

それでは今日はこのへんで。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。