神奈川県公立高校特色試験・・・【学習塾】

KOSHIN学院の地元の高校では「平塚江南高校」が「特色検査」というのを行っています。

ただね、私はこれについて懐疑的なんです。

平成30年度公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要
平成29年6月1日県教委発表

現在は「学区制度」は廃止されているのですが、旧学区TOP高校の多くが「特色検査」を行っています。

平塚江南高校の「特色検査」には『自己表現』と書いてあります。

しかーし!

自己表現という言葉とはまるで無関係な「教科横断型問題」が出題されているのです。

全然「自己表現」なんかじゃありません!

いたずらに受験生の負担を増やしているだけのように思われます。

確かにこうした「教科横断型問題」というのは、これからの時代必要なのかもしれません。

しかーし!

それが「なぜ高校入試」で行われなければならないのか分かりません。普段の授業で、積み重ねることで身につくものです。

そもそも「中学校」では教科横断型授業なんて全くやってないのですから。それをいきなり「入試」で出題というのは解せません。

小田原高校では独自入試廃止。平塚江南も2割から1割へ。

私は別に「制度批判」をしたいわけではありません。

この独自入試というのが誕生してから、KOSHIN学院の地元の神田中学校から平塚江南高校に進学する生徒が激減しています。

以前はうちのような「小さな個人塾」から平塚江南に4名も合格者を出したことがありました。

しかーし!

今年の入試では神田中学校から2名という状況でした。

理由は簡単です。この「特色検査」を避けたのです。

地元の中学校の生徒が、中学校で一生懸命勉強して入る高校ではなくなっているのです。

特色検査対策を受けた一部の生徒が合格するシステムと言えます。

つまり!

塾に行かなければ合格できないという「変なシステム」だと思うのです。

実は県教委も高校もそこに気がつき始めています。

そこで今年度の中3から

  • 小田原高校では特色検査廃止。
  • 平塚江南高校でも特色検査の割合を2割から1割へと変更
  • 湘南・県立横須賀も1割に

一部「特色試検査対策」を売り物にしていた学習塾からは批判が起こるかもしれませんが、私は「正常」に戻ってきているととらえています。

入試制度を考えてる方へ!

神奈川県公立高校入試では、今年から「採点した答案用紙」をコピーして生徒に配布し始めました。

採点ミスをなくすための手段ですが、これは「生徒の立場」に立った素晴らしいアイデアだと思います。

生徒にとっては「一生に一度」の大きな勝負です。こうした透明性を高める改革は大賛成です。

世の中は多様化しているので、制度の変更もやむを得ないことも多々あると思います。

しかーし!

その際には必ず「生徒の気持ち」「生徒目線」での改革であって欲しいのです。

経済的に塾に通えない生徒もいるんです!

少なくとも「公立」と名の付くところは、そういう子ども達への配慮を怠ってはなりません。

そういうわけで、今回の小田原高校の特色検査廃止という決断をしたことには、大いに拍手を送りたいと思います。

これで小田原高校を受験したいという生徒にとってハードルは低くなったと思います。思う存分勉強して、どんどんチャレンジして欲しいものです。

入試は100点満点になって大きく変わったのだから!

現在大学2年生の子達の入試から各教科50点満点から100点満点に変わりました。

50点満点の時よりも、問題も「深く理解してないと解けない」問題が増えました。そもそも「問題文を読み解くチカラ」も以前よりかなり必要になりました。

20年以上前のことです。私が以前勤めていた塾は成績ごとに5クラスに分かれていました。

そのTOPクラスの入試英語の平均点が49点(50点満点中)を越えていたのでした。

ですから英語が得意な生徒にとっては、ライバルに差を付けることができない試験でした。

しかーし!

100点満点になってからは、こうしたことはなくなりました。

これも「生徒の立場」に立った改革だと思います。

ただ問題を作った方には申し訳ないけど、もう少し綺麗な度数分布がでるような試験にして欲しいと思います。まぁしかし、これからの改善目標としていただければと思います。

いずれにしても

中学校で一生懸命頑張って勉強した子が恩恵を受けるような入試であって欲しいと思います。

塾を経営している私が言うのもなんですが、「塾なんか要らない世の中」が「理想」だと思うのです。

しかーし!

現状を見る限り、やはり「塾は必要」だと思うのです。我々が助けてあげることによって、もっと輝ける子達がたくさんいます。

勉強なんて一朝一夕にできるもんじゃありません。

どうしても長い年月の積み重ねが必要です。長い年月さぼっちゃった子は、それを取り戻すのがどれほど大変なことか。

やはり塾は必要ですよね。

そして!

一生懸命頑張った子が正当な評価を受ける世の中にしていきたいものです。

それでは今日はこの辺で。また来週!
※このブログは土日祭日はお休みさせていただいております。

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