歴史だけ得意な生徒・生物だけ得意な生徒・・・【学習塾】

昨夜は首都圏の塾長先生が集まる会に出席してきました。みなさん似たようなご苦労をされておりまして、もう一晩中しゃべっても足りないくらいいろいろなお話しが出てきました。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

いろいろなお話しがあって、どれからお伝えしようかと思いましたが、「これからの教育はどうすれば良くなるか」という議題の中からひとつ抜粋します。

東京都にある「松栄塾」の松本塾長先生から、「今の学校はいろいろやり過ぎる」というお話しが出てきました。

朝から晩までこれでもかというくらい授業を詰め込んで、それに加えて部活道です。朝練もやり放課後も練習し、そのうえ塾に通っている生徒を本気で心配していらっしゃいました。
※私もこのブログで再三訴えていることです。

学校の授業は午前中だけにしちゃって、午後は各自好きな教科を勉強する!

松本塾長先生のお話で、一番興味が湧いたのはこの話でした。学校の授業にあれもこれも詰め込みすぎて、消化不良を生徒も教師も起こしているのが実情です。もっと「暇な時間」を作ってあげて欲しいと。「ゆとり」とは断じて違うのですが。

部活なんかもうやめちゃって、午前中は「文部科学省」が定める「義務教育科目」を学習します。そして午後は各自「好きな科目を勉強できるように」してしまうのです。

塾長会議の総意として、「歴史だけ好きな生徒」「生物だけ得意な生徒」「数学だけ大好きな生徒」っているんですね。どこの塾にもそういう生徒っているんです。

例えば「歴史だけ好き」という子がいます。そういう生徒は「公立高校受験」には向いてません。我々塾教師は、こうした生徒にも数学や英語をやらせなればなりません。そうしないと高校入試に合格できません。

そういう意味からすると「歴史だけ好き」という生徒は「問題児」になっちゃうんです。

そこで、午後は好きな科目を勉強すれば良い時間にしちゃおうという発想なんです。

歴史ではありませんが「さかな君」っていますよね。彼の「さかなに対する知識」は、水産試験場や水族館の方が舌を巻くレベルです。

なんでも「さかな君のお母様」が、教師が家庭訪問の際に「英語や数学もやるように!」と言ったことにたいして、「この子は魚が好きなんだから、好きなことをいっぱいやらせてあげたい!」と言って、毎週のようにさかな君を連れて水族館などに行ったそうです。

彼もまた我々「学習塾」からすれば、コマッタちゃんだったと思いますが、しかしながら現在の彼の活躍を揶揄する人はいないでしょう。さすがに「ぎょぎょっ! 1・2・3・4・ぎょ!」はどうなんだと思いますが(笑)。でも良いと思うんです。あそこまで徹底できるのも彼の魅力です。

どっちにしても「全員が将来同じ職業に就く」わけじゃないし、就職してから一度も「英語や数学」を使ったことがない人だってたくさんいます。

それなのに、相も変わらず英数国理社です。

それでいて「生徒の自主性がどうしたこうした」ですもんね。ちゃんちゃらおかしくて、へそで茶が沸いちゃいますよね。
※義務教育が不要と言ってるわけじゃありません。午前中が義務教育科目をやるんです。

そうすれば「歴史だけ好きな生徒」「生物だけ得意な生徒」が、もっと楽しく学校に行かれると思いますし、その分野の知識を深めて、将来「その方面」で活躍できる人材を育成できます。

そのために「あれもこれも」を学校に求めるのは、もうやめましょうよということを松本塾長はおっしゃってました。

私としては、もう松本塾長先生に「文部科学大臣」になっていただきたいくらいです。

そういう私も中学生の時は「英語だけ」得意な子でした。英語はできるのに「国語」ができないので、「外人」なんて言われたこともありました(笑)

生徒達はみんなそれぞれ個性が違うのですから、それぞれの道で輝いて欲しいです。

そのためには「輝ける場所」を提供するのが「オトナ達」の仕事なのではないでしょうか。

私もいつの日か、子ども達のために「輝ける場所」を作りたいなと思いました。

それではまた明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒がそれぞれの道で輝けるように指導したいと思っている学習塾です!】