昔の不良は顔に「ワル」って書いてありました・・・【学習塾】

失礼な言い方で恐縮なんですけど、昔の不良は男の子も女の子も顔に「ワル」って書いてありましたし、服装も「ワル」が着るものは決まっていました。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

私がKOSHIN学院を作った22年前は、不良と呼ばれていた子達は顔に「ワル」と書いてありました。「塾の先生」としては、こういう「ワル」は困ったもんだったんですけどね、「個人的」には嫌いじゃありませんでした。

私が中学生の時に「番長」と呼ばれている同級生がいました。彼を「ワル」と決めつけている人達もいましたが、実は彼はクラスの人気者だったんです。

とても怖かったけど、いざ母校の明治中学校が「大ピンチ」になると、彼は真っ先にすっ飛んで行って、母校の為に戦ってくれました。私はそんな彼のことが今でも大好きです。

しかーし!

20年前くらいから異変が起こってきました。

ワルの顔に「ワル」って書いてないのです

かつては「ツッパリ」とか「不良」とか、見ればすぐに分かる人達が多かったのですが、20年前くらいから「見た目」ではサッパリわからない人達が増えてきました。

なんというか「影に隠れちゃった」のか「地下に潜っちゃった」というべきなのでしょうか。

だから「この子ぐれちゃった」なんていうのが表面化しにくくなっちゃったんです。

私達の頃は「喧嘩が強い順」とか「スポーツができる順」、あるいは「成績が良い順」などのはっきりした「ランキング?」みたいのがあったんですけどね、今の子達をみていると、あまり見えてこないんです。

私が若手の新人先生だったころは、「生徒の順位?」を見極めて、そのTOPの生徒を押さえてしまえば、他の子は黙ってそれについてきてくれました。

KOSHIN学院だけかもしれませんが、今はこうした「順位・ランキング」みたいなものは、ほとんど感じないんです。

ムードメーカー」も減ってきたような気がしています。

かつては「おい、みんな勉強しようぜ!」なんて声を発して、一気に教室にいる生徒全員の雰囲気を勉強モードに変えてくれる子がいましたが、この10年ほどでそういう生徒もいなくなってしまいました。

余計なことをして目立ちたくないとでも思っているのかも知れません。

私達の頃は「とにかく目立ってやろう!」というヤンチャ坊主がたくさんいましたが・・・。

とにかく目立ちたくないことによる弊害?

目立ちたくないからなのか分かりませんが、「いじめ」や「非行」などのいわゆる「問題児」も影に隠れちゃったんです。

私達の頃は「絶対的番長」がいましたから、中途半端なイジメなんかが番長の耳に入ったら大変ですよ。

私のような「弱いくせに目立ってる」子は、番長のおかげで守られていました。

でも今の子達って、そういう存在がいないんです。だから揉め事やイジメなどを解決して欲しければ教師にたよるしかないんです。

でも「いじめられやすい子」は、なかなか先生に本当のことを打ちあけることができないんです。

もっと言うと「中学生くらいの語学力じゃ、自分の気持ちを相手に正しく伝える」なんて無理なんですよ。

『今の子達が問題行動を起こす場合』は、原因がひとつとは限らないけど、なんとも満たされない寂しさがある場合が多いんです。

この子達の「心をほぐす」のは容易なことではありません。

こんな時思い出すのは「北風と太陽」のお話しです。

反抗的になってしまったお子さんを「厳しく叱るだけじゃ、お子さんは良くならないってことなんですね。
※時には厳しく叱ることが必要な場合があると思います。

  • 心の中に何か満たされないものがあるのかどうか。
  • 最初は軽い気持ちだったのが、エスカレートしてしまったのか。

なかなか当事者どうしじゃ分かりませんよね。

頭に来て叱る前に、深呼吸しろって言います。

私だって今でも「頭に来て叱りたくなる」ことがあります。ただ相手の息の根を止めないようにしています。

生徒にも生徒の気持ちや考えがあるわけですから。彼らに反論の余地を残してあげたいと考えています。

私はよくこのブログで「退塾処分にします!」と書いていますが、実際に「生徒が問題で」退塾させたことは一度もないんです。

保護者の姿勢」がKOSHIN学院とは合わなくて、お引き取り願ったことは数回ありますけどね。

だってさ、「若い子を処分」してさ、どん底に突き落としてどうすんのさ。

叱っても良いけど、必ず彼らに立ち直るチャンスをあげなくっちゃ。

塾長みたいに冷静になれないですって?

そうですね。私はどんなに頑張ったって「本当のお父さん」にはなれませんから。だからどこか「冷静に」生徒の問題を考えることができるんです。

でも「当事者のお母さん・お父さん」は、自分の子が横道に逸れたら、そんなに冷静じゃいられませんよね。

そりゃもう思いっきり怒鳴り散らしたいかもしれませんし、泣いて済むなら大泣きしたいかもしれません。

もし、このブログを読んでくださってる方がKOSHIN学院の生徒・卒業生のお母さんでしたら、お子さんを追い詰めてしまう前に、ぜひ私に相談して下さい。

KOSHIN学院の関係者でなければ、「信用できる塾の先生・学校の先生」に相談できると良いのですが。

一番いけないのは、お母さんがひとりで悩みを抱え込んでしまうことです。

どうしても周りに相談できる人がいらっしゃらなければ、私で良ければ相談してください。

昔の人は「三人寄れば文殊の知恵」と言いました。

及ばずながら、私も精一杯考えてみますから。

それではまた明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒のことばかり考えているバカな塾長のいる学習塾です!】