塾の先生から見ても、中学生はやることが多すぎる・・・【学習塾】

早くも夏休みも4分の1が終わりました。学校の宿題も大量に有り、この暑いのに部活も毎日あります。さらにこの時期は「部活の大会」も盛んです。そしてなにより中3生は「高校入試の準備」をしなければなりません。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

こんなにやらなくちゃいけないのかな?」って思うのです。へたな社会人よりずっと大変だと思います。

そして私は、その「大変なこと」をさせる仕事をしています。

でもね! 現実問題として「勉強しないと」高校行かれないんですよ。

高校に行かれない方が、もっと可哀想だと思うんです。

これら全部できる子ばかりじゃないよね!

これら全部できる子ばかりじゃないんですけどね。それでも「高校合格レベル」まではできるようにしてあげたい。

しかーし!

生半可な気持ちじゃ、中学の宿題を終わらすだけでもできません。

そしてある程度のレベルの高校に行きたいならば、学校の宿題だけやってるようじゃ、とても合格レベルに届きません。

中3生であれば、通常の学校の勉強の他に「中1・中2」の復習をしなければいけませんし、この時期に確実実力をつけておかなければなりません。

実際に現場で教えている私からすると、なんと言っても「中1の問題」が難しい!

理科では「圧力・浮力」の計算が出てくるのですが、これは20年前は「中3の範囲」でした。

当時の中3生が悲鳴をあげていた問題「中1」で出てくるのです。

理科も難しいのですが、かなり厄介なのが「英語」です。

中3生が現在完了や関係代名詞を勉強するよりも、中1が代名詞の格の変化・be動詞・一般動詞・三単現のsを勉強する方が遙かに大変です。

KOSHIN学院では、この夏休みを利用して中3生には「中1・中2」の範囲を復習してもらっています。

中3生達は英語では「中1の範囲」が一番手こずっています。 Do・Does・Be動詞・進行形なんか、いざ問題を解かせるとゴッチャゴチャです。

中1の範囲が終わって中2以降の範囲になると意外とスラスラ解けるんです。

中1の時には、そこまでの意識をもって勉強してこなかったからでしょう。本当に毎日「格闘技」のような感じです。

もちろんKOSHIN学院の中3生のうち成績上位の子は、自分でも「できていない」ことが分かっています。

ですからあの子達も、ヒッシの形相で頑張ってくれています。

頑張っても・頑張っても・また次の問題につまづくんです。これでもか、これでもかと、そりゃもう大変な騒ぎです。

私も「なんとかしてあげたい」ですから、そりゃもうヒッシどころの騒ぎじゃありません。授業が終わって生徒が帰宅したあと、しばらく動けない日もあります。

終わった後の爽快感なんてものはなくて、ただただ疲れ果てて動けない時もあるんです。

でもね! 生徒が頑張ってるんだから、こちらも負けるわけにいきません。まだまだ若いもんには負けるわけにいきません。(笑)

KOSHIN学院は夜の授業は9時半で全員終わりです。居残り勉強は危険防止のため一切いたしません。

神奈川県の公立高校入試は、年々中1・中2の範囲からの出題が増えています。

ですから中1・中2の基礎ができない生徒にとっては「全く歯がたたない」入試だともいえます。

地元の中学生及び保護者の方は、たいして勉強してないにもかかわらず「高浜高校か有馬高校」くらいには行きたいと簡単に言います。

でもね! 中1・中2の基礎ができてなければ「論外」なんですよ。「定員割れ」でもしない限り受からないんです。

人気のある高校は、それなりに倍率が高いですから、そんな甘い気持ちじゃ合格できませんよ。

だから何度も繰り返します!

この夏休みしか、中1・中2の復習をじっくりやるチャンスはないんです!

冒頭にも述べたとおり、確かに中学生は大変だと思います。

でもね! その大変さを乗り越えた子達だけが高校で楽しい生活を送ることができるんです。

それでも、どうしてもつらくて大変だったら、こっそり私に相談しに来てください。

それではまた来週! 熱中症に気をつけて頑張ってくださいね!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、頑張る生徒をトコトン応援する学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。