夏休みの宿題の作文が書けません・・・【学習塾】

以前とは違ってAO入試とか、指定校推薦など「入試」も「志望理由」や「面接」で合否が決まるところが多くなっています。神奈川県の公立高校入試では「全生徒」が「志望の理由」を書いて提出しなければなりません。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

先日卒業生が大学受験をするのですが、志望理由を100字程度で書いて提出しなさいと大学から指示されたそうです。

この生徒は在塾時から成績の良い子でしたし、なかなか考え方もしっかりした子です。

ただ「100字程度」という制約があるために、どうやって文章を書いたら良いか何時間も悩んでいました。

塾長~! 作文が書けません・・助けてください!

と連絡があったので塾に来てもらいました。

どうやらこの卒業生は、「この100文字」で大学の合否が決まると思うと、文章が書けなくなっていたのでした。

まず言いたいことを箇条書きで良いから書いてみる。

文章に「こう書いたら正解」なんてものはないと思うのです。例えば次のように箇条書きにしてみます。

  1. 学校説明会で言われて印象に残ったこと。
  2. 自分独自に学校について調べたこと。
  3. 合格したら、学校で何をどのようにやりたいか。

などについて取りあえず「箇条書き」で書いてみます。

中学生・高校生に文章を書きなさいというと「あれも・これも」書こうとして固まってしまうことがあります。

分かりやすくするために、ラブレターを書いてみましょうか。

  1. 君は顔が可愛い。笑顔がたまらない。
  2. 君は鼻が高くて、スラットしている。
  3. 君は成績が良くて優しい。
  4. 君は足が長くて、スタイルが抜群だ。
  5. 君の歌声がとても綺麗だ。

これって「サイテーの口説き方」だって分かりますか?

そうなんです。短い文章の中で「あれも・これも」入れすぎなんですよ。

今の私」だったら、上記のどれかに絞って一点集中で口説きますよ(笑)

これを読んでくださっているのが女性だったらお分かりですよね。

で! あなたは私のどこが好きなの?

ですよね。一生懸命その女性の良いところを考えた男性は撃沈ですよ。

短い文章なら一点突破ですよ!

ラブレターに千文字・一万文字費やしたって、たぶん読んでる相手はイヤになるだけ。

僕は、どうしてもこのことを伝えたいんだ!

このことを、ヒッシに考えて欲しいんですよ。

このブログでは「字数制限」なんかないから、好きなことをいろいろ書くことができるし、たまには話が脱線しても最後にビシッとしめれば問題ありません。

でも、「志望動機」は字数制限があるのね。あまりにも短くてもダメだし、長くなりすぎてもダメ。応募用紙の記入欄ほぼいっぱいに書く方が見栄えが良いの。

志望校のことを、どうしても結婚して欲しい女性(男性)だと思って、全力で口説きにかかるの。

私のブログを読んでくださってる方には、伝わってると思うのですが、私は「中学生の子を持つお母さん」を全力で口説きにかかってるの。
※不倫とかじゃないですよ(笑)

僕のブログを読んで、入塾を決意してくださった方がいます。

はっきり言っちゃおうと、このブログには「下ごころ」があります(笑)。そうです、KOSHIN学院は「営利を目的とした学習塾」ですから、生徒さんが来てくださらないことには成り立たないんですよ。

でもさ、「いやらしい下ごころ満載」だったらさ、きっと誰もこんなブログ読んでくれないと思うのですよ。

うちはこんな塾で、塾長はこんなことを考えて指導してる塾ですよ!

私がお伝えしたいのは、これだけです。

しかーし!

学習塾の教育」ってそんなに単純じゃなくって、生徒の数だけ、ご家庭の数だけ問題や悩みがあるんです。

この塾に入ったら、うちの子を助けてもらえるのだろうか?

そう思うから、お母様方も一生懸命塾をお探しになられます。

でもさ、塾によっては「外科の手術なんか得意じゃない」のに、「外科の手術はお任せください!」とか言って生徒を入塾させちゃう塾もあるの。

天皇陛下ではありませんが、「心臓バイパス手術」をしたことがない医者が「心臓バイパス手術」しちゃうようなもんなんですよ。

だから私はこのブログで「私にはできないこと」も積極的に訴えているのです。

学習障害などで、あきらかに「学習塾の領域」を超えている方からご相談を受けることがあります。

そんな時は

  • この生徒を私は救ってあげられるのかどうか。
  • 専門の先生をご紹介した方が良いかどうか。

できもしないことを、生徒欲しさ(月謝欲しさ)で、ホイホイ入塾させちゃうなんて、私には絶対にできません。

もっと言うと文章は「オカネ」になるの。

私は「文筆家」じゃありません。ただの「塾教師」です。でも、私が書いた下手くそな広告をみてKOSHIN学院に来てくれた方が数多くいらっしゃるのです。

それで22年やってきました。

広告を出しても、ただの1度も電話が鳴らなかったことも何度もありました。

でもね、その都度反省しながら、試行錯誤して今日までやってきたのです。

時代が大きく変わって「スマホ」の時代になりました。

だから私は「スマホ対応」したホームページを自分で作ったんです。このホームページは「自作」なんです。

自宅にはパソコンがなかったので、なんと「3万円」という格安パソコンを買ってきたんです。毎日この3万円のパソコンでブログを書いているんです。

毎日文章を書いていると、「ネタがなくなるんじゃない?」と思われるかも知れませんが、不思議ともう200件ほど記事を書きました。

毎日いろいろな事件が起こるし、生徒のみなさんも日々変化していきます。

今日は「短く書いておこう」なんて思う日もあるんですけどね、やはり「塾のこと」となるとついつい語っちゃうんです。

だから毎日「今日は何を書くか」を一生懸命頑張って考えるんです。

その文章が誰かのお役に立つことを期待しながら。

いろいろ書きましたけど、今日のポイントは2つ!

  • 箇条書きで良いから書きたい内容を書いてみる。
  • 書きたい内容について詳しく調べて、自分の考えを整理する。

自分の考えを正しく相手に伝えることができるようになると、それはオカネになるんですよ!

それでは今日はこのへんで。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、できないことはできないと正直にお伝えする学習塾です!】

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。