中2病という言葉がある位、我が子が何を考えているか分からなくなる時期があります。保護者面談でも何度も相談を受けたことがあります。
こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。
小学生のお母さんなら、中学生のお子さんを持つお母さんから「中学生になると大変よ~!」と言われたことがあるのではないでしょうか。
その中でも一番大変と言われているのが「反抗期」です。
そうです! あの「うぜ~! ババー! 死ね!」のあれです。
こう言われたお母さんに共通すること
「うぜ~! ババー! 死ね!」と息子さんに言われて、泣きながら私に相談に来られたお母さんがいらっしゃいました。
※実はかなり多くの方いたんですよ。
こういうお母さんには、ある共通点がありました。
- 子どもの意見を聞きすぎる。
- 子ども叱るのに一貫性がない。
- ただ単に子どもが言うことを聞いてくれないと嘆く。
などです。
小学生の頃は、お母さんの言うことを守る良い子だったのに、中学生になると急に乱暴な言葉を母親あびせる。もう少し体力がついてくると「父親」の言うこともきかなくなる。下手をすると「取っ組み合いの大げんか」に発展することもある。
母親は間に入って右往左往するだけ・・・。
こうしたことを未然に防ぐには「常に毅然とした態度」で子どもと接することです。
最近では「友達親子」という言葉もあります。
「親として」権威を持って接しようとせず、「友人のように」接しようとする親子です。
例えば母親のことを「お母さん」ではなくて、「ゆみちゃん」なんて呼ぶあれです。
普段こんな風に子どもと接していて、いざというときに子どもに注意できるのでしょうか。
「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子さんはこう言っています。
人生の先輩として“ならぬものはならぬ”の精神で、躾として正しい方向に導くことが親の役目です。
昔の人は「老いては子に従え」なんて言いましたが、小中学生のお母さんが老いてはいけません。
親子が友達気分で歩いて良いのは、子どもがもっとずっと育ってオトナになってからですよ。
もうちょっと付け加えると・・・。
子どもが中学生になってから急に毅然とし態度で接しようとしても、そいつは無理な相談です。
「三つ子の魂百まで」って言うけど、子ども人格の基本は三歳くらいまでにできあがってしまうのです。
※この言葉は「年を重ねても幼い頃と変わらない」という意味です。誤用されている方もいらっしゃいますが。
個人的な意見ですが、私は「弟・妹」が「兄・姉」を呼び捨てにするのは好きではありません。少し儒教的な考えになるかもしれませんが、日本人は「礼儀・礼節」を重んじる国民だと思います。
実際学校などでも「※※先輩」とか敬称をつけて呼んでますよね。
私がもし弟に「おい! あつし!」なんて呼ばれたら烈火のごとく怒ると思います。(弟はそんなこと言いませんけど)。
まして、「親」だの「教師」だのという立場の人は、「子どもと友達」になんかなっちゃいけません。友達のように楽しく過ごすこと全て否定はしませんが、しかし「教える立場にある」ということを忘れてはいけません。
子どもが小さいときに、甘やかしすぎた結果が「うぜ~!ババー!死ね!」につながるのだと承知してください。
そんなこと言っても、今更無理ですという方へ
「うぜ~!ババー!死ね」にも程度の差があるので一概に言えませんが、「暴力をともなって」暴れるようになってしまったら、「自分ひとりで対処」しようとしてはいけません。
各都道府県には「専門の相談所」がありますので、専門科にご相談されることを強くおすすめします。
「暴力をともなう」状態になってしまったら、もはや「学習塾」の領域ではありませんから。
それほどではないけれどとお悩みでも、やはり「信頼できる相談所」に相談されることをおすすめします。
※なかにはこういう相談所でも「金儲け目当て」のようなところもありますかたご注意ください。
断っておきますが、小さいときから子どもを「厳しくしつけろ」ということじゃないんです。
- 親が子どもの手本となる行動をするように心がける。
- して良いこと悪いことの区別はしっかり教える。
ということなんです。
これは「親」にしかできないことですから。
そして最後にとても大切なことをひとつ!
お母さん! ひとりで悩んじゃだめですよ!
そのために我々専門家がいるんですから。もしお母さんのお子さんがKOSHIN学院の生徒なら、ぜひご相談ください。
それでは今日はこの辺で。また明日!
(※明日はブログが書けないかもしれません。その場合は明後日書きます)
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、お母様方の悩みを解決できるように全力で応援する学習塾です!】