中1・中2の学年末試験は要注意・・・【学習塾】

中1・中2の学年末試験は要注意なんです。

主な理由は次の二つです。

  • 試験範囲が広いこと。中学校の先生に寄っては全範囲出題する人も。
  • そもそもこの時期に学習する内容が難しいこと。

試験範囲が広いですから、かなり頑張らないと試験範囲の勉強が終わらないなんていうことになりかねません。

自分でペース配分を計算できる生徒は良いのですが、そうでない生徒の場合は、塾から「これを明日までにやってきなさい!」と強制してあげないとできない子も多くいます。

そもそもこの時期に学習する内容が難しい!

数学だったら、中1も中2も『図形』に関する内容を学習しています。

某進級式計算教室で、なんとなくテキトーに勘でやってたような生徒は全く太刀打ちできなくなります。

国語も文法や古文をやっている学校が多いです。

連用形の促音便ってなんだ?」と聞かれてすぐに答えられる日本人は少ないのですが、試験にはしっかり出題されます。

英語の場合中1ならば、現在進行形・過去形なんかも出てきます。今までの範囲があやふやな子は大変なことになります。

中2だったら受動態・比較最上級・不定詞動名詞など、大変やっかいな範囲の出題が予想されます。

理科も社会も、生徒達は大変難しい内容を学習しています。

しかーし!

なかにはのんびり構えている人もいて、

まだ中1だから大丈夫」なんて思っている愚かな親御さんもいるんですよ。

悪いけど全く分かっていらっしゃらない! 中1の勉強がどれほど難しいかを。

あのね、今中1が勉強している「理科」の単元は20年前は「中3」が勉強していた範囲なの。

当時の中3が大変苦戦していた問題を、中1がやらなくてはいけないの!

こう言えば分かってもらえるでしょうか?

お母さん! のんびり構えていると、行かれる高校なくなっちゃいますよ!

中1の学習内容が理解できていないと、中2・中3の勉強なんか絶対に分かりません!

例えば中1で「1次方程式」を習います。中2では「二元1次方程式・連立方程式」を習います。中3では「二次方程式」を勉強します。

1次方程式が分かってない生徒が、中2になってから出来るようになろうとすれば、「1次方程式と連立方程式」の両方をできるようにならなければいけないの。つまり2倍努力しなくてはいけないの。

中3だったら「3倍」やらないといけないの。

そもそもそんなに頑張れるくらいなら、そんな酷い点数取ってないわけですよ。

しかーし!

小学校の算数の基礎もできない子となれば、中学でそれら全てをマスターするなんて、とんでもないことですよ。

まだ中1だから大丈夫なんて言ってる人!猛省してください!

それでは今日はこの辺で。また来週!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する学習塾です】

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。