塾経営者よ! 保護者の方の声を聞け!・・【学習塾】

私の嫌いなタイプの人間は「愚痴や文句ばかり」いう人です。申し訳ないけどそんな人と一緒にいても楽しくありません。

 

しかーし!

 

それがまだ年端もいかない「生徒の皆さん」であれば、まだ仕方ないと思うんですけどね。うちの生徒だったら「そんな風に言わない方が良いよ♪」と言えば一生懸命直そうと努力してくれますもん。

 

しかーし!

 

塾業界の場合「愚痴や文句ばかり」言っている人は、実は「経営者」に多い気がしています。

 

やれ生徒が集まらないだの、講師が集まらないだのと・・
※正式にアンケートをとったわけではありませんが、TwitterやFacebookなどを見ているとそう感じます。

 

はっきり言っちゃおうかな!

 

そんなの「経営のやり方が悪いから」仕事が上手くいかないんだよね。

 

退塾者が多いと嘆く塾長・教室長!

 

実は若かりし頃「退塾者」をボロボロ出してしまい、精神的にかなり追い込まれたことがありました。毎日ものすごく悩みました。ついには夢の中に「三途の川」が出てきてしまったことまでありました。

 

そして「なぜ」生徒達は私の元を去って行ったのか、皆目見当もつかないこともありました。

 

そんな時に私は「取り返しの付かない失敗」をしてしまいました。

 

辞めた生徒の悪口を言ってしまったのでした!

 

塾の先生にとって一番ツラいことのひとつは「生徒が退塾してしまう」ことです。時には自分を呪い殺したくなるほど落ち込むこともあります。

 

そんな時に私は「自分を正当化しようとして」思わず在塾生達の前で、辞めた生徒の悪口を言ってしまったのでした。

 

その言葉が「辞めた生徒の母親」の耳に入ってしまい、それはもうものすごい剣幕で怒鳴られました。

 

当然です。言ってしまったことは言い逃れできない事実ですから。

 

それ以来私は・・

 

辞めた生徒の悪口は絶対に言わない!

 

堅く心に誓いました

 

今思い出しても自分を呪い殺したくなるようなできごとでした。そういえばその日の夜に「三途の川」の夢を見たのでした。

 

生徒が辞めると言うことは「基本的には塾側に落ち度がある」からです。だって良ければ辞めないわけですから。
※ややこしくなるけど、当然例外もあります。

 

こちらに落ち度があるにもかかわらず、その上我が子の悪口なんか言われたら、そりゃ誰だって怒りますよね(>o<)

 

あれから何十年も経過していますので、今更お詫びする術もないのですが。

 

というわけで「愚痴や文句ばかり」言っていると、私のような大失敗をしてしまう可能性があります。

 

生徒を指導する立場にある人達は、このことを肝に銘じてください。

 

 

保護者の方はちょっとした心遣いを望んでる!

 

こうして連日エラソーなことをブログで書いている私ですが、「KOSHIN学院に通ってきている生徒が100%成績があがっている」わけではありません。

 

ほとんどの生徒が良い点数をとってきていても、中には残念な結果になってしまった生徒もいます。

 

これは「どの塾でも起こっていること」です。100%絶対に全生徒が満足いくような点数を取るなんて「夢物語」です。

 

問題なのはその時の対処の仕方なのです!

 

実は前回の中間試験でも事件が起こりました。

 

ある生徒の国語の点数が見るも無惨な結果に終わってしまいました。

 

KOSHIN学院スタッフ一同目眩がして卒倒しそうになりました・・・。

 

え~? まさか・・・・

 

その生徒や保護者の方に申し訳なくて・・・

 

そこで急遽「スタッフ会議」を開きました。

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”girl.jpg” name=”スタッフA”] 私が今後来た時に国語の教科書を音読させてみます。[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”mama.jpg” name=”スタッフB”] 私はこの子といっしょに国語の問題を全部解いて、国語の問題ってこうやって解くのだと教えてあげます![/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] それでは私はもう一度「国語の勉強の仕方」を指導してみます![/speech_bubble]

国語の勉強の仕方ブログを参照してください。

 

とにかく何が何でも次回の試験ではこんなことがないようにということでスタッフ一同動いています。

 

ただ「今回のケース」では理由はハッキリしています。

 

塾の国語のワークをなにもやらないまま試験を受けてしまったのでした!

 

国語のワークを何もやらなかった生徒が悪いのには違いありませんが、当然「私達」にも大きな責任があります。

 

塾長の私の指導」が「その生徒の国語」にまで至らなかったのは事実です。

 

まあ、しかし! 次を見ててください!

 

ちょっと恥をさらしてしまいましたが、成績があがらなかった時の対処が「もっと通う回数を増やしてください! つきましてはあと※万円費用がかかるのでお願いします。」だけじゃね~。

 

そりゃ、そんな銭ゲバ塾なんか辞めたくなりますよ。

 

保護者の方は、塾がどう対処してくれのか次第で点数が悪くても今後も「この塾でお世話になりたい」と思うか、「もう別の塾に移ろうか」と思うか。

 

学習塾経営者ならば、退塾者が多いと嘆く前に「自塾の指導」を見直すべきです!

 

そのためには「保護者の皆さんの声をもっともっと聞いてみる」ことが必要です!

 

それでは今日はこの辺で。 また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

 

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。