理科・社会の勉強で気をつけること・・・【学習塾】

新しい生徒が入ってきたときに気になることがあります。それは理科社会の勉強方法です。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

KOSHIN学院は普段は英語・数学を中心に指導し、試験が近くなると理科・社会・国語もやるというスタイルにしています。

英語や数学は積み重ねの学問なので、毎日やらないとできるようになりません。前の問題が解けないのに無理して次の問題にいくと余計分からなくなるのです。

それに対して理科・社会は前の単元が分からなくても、今習っている単元ができれば定期試験レベルであれば、テストで点数を取ることができます(入試は別です)

ですから定期試験の凡そ1ヶ月くらい前から理科・社会を始めれば十分間に合います。

もう一つ大きな理由があります!

特に男の子は「好きな科目を勉強して良い!」というと、社会しかやらない子が多いのです。

そんなこともあって普段は英語数学中心にしています。

さて、中1・中2の学年末試験が近付いてきました。

ということで、中1・中2も理科・社会の勉強を始めています。

生徒達に「理科社会の勉強をしなさい!」と言うと、ノートにワークのまとめのページを一生懸命写しているだけの子がいます。実は結構いるのです。

テスト直しをしなさい!」と言うと、ノートに解説を写しているだけの子もいます。

そういう生徒を見かけると、そばに行って

それで頭に入ってるの?

と聞いてあげます。

するとほぼ全員「いいえ」と答えます。

※普段テストで0点を取る生徒であれば、教科書をノートに写すだけでも少しは点数があがりますが・・・

頭に入らないことを長々とやっても意味がありません。

おそらくこういう生徒は「勉強しなさい!」と言われてもどうして良いか分からないから、こんなことをするのでしょう。

  1. まず教科書をしっかり読み、内容を把握する。
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  3. ワークの問題を解いてみる。※この時点では分からない問題があっても構いません。
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  5. ワークの問題を解くということは、何が分かっていて、何が分かっていないかを把握することでもある。
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  7. できなかった問題こそが生徒が勉強しなければいけないことです。
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  9. 教科書を使って、分からかった問題を調べてみましょう。
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  11. それでも分からない問題を塾の先生に質問しましょう!

社会科も本文訳が必要です!

このことを、このブログで書きました。良かったら読んでみてください。

どういうことかと申しますと、今日の授業である生徒が「1641年鎖国の完成」という答えを書いていました。

私が「鎖国って誰がどんな目的で始めたの?」と聞きましたが、生徒はさっぱり分かっていませんでした。

つまりただ答えを書いていただけで勉強していたとは言えなかったのです。

キリスト教信者が70万人近くなってしまい、幕府はこれ以上キリスト教の勢力が強まることを警戒したのです。

キリスト教の取り締まりを強化した結果、あの天草四郎島原の乱が起きてしまったのです。

天草四郎(本名:益田四郎時貞)(四郎とは四男のこと)は当時わずか16歳だったいうのも有名な話です。

そのように誰がどうしてどうなったのかを自分で調べるのも楽しいですよ。

私は調べるきっかけを生徒に与えます。 

KOSHIN学院にはiPadが4台常備してあり、生徒達は調べ物をするときには自由に使って良いことになっています。

こうして生徒の興味をひく授業をしてくれる先生って、意外と少ないのです。

少なくとも私が学生の時に、そんな生徒の好奇心をくすぐる授業をしてくれる社会科の先生はいませんでした。
私が授業を聞いていなかっただけかも知れませんが

自分で調べるようになると、理科や社会の勉強も楽しくなりますよ!

それではまた明日!  See you!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒の好奇心を大きく育てる学習塾です。】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。