塾長の善意を踏みにじる生徒part2・・・【学習塾】

おとといのブログで「塾長の善意を踏みにじる生徒」について書きました。

こんばんは。KOSHIN学院塾長の瀬下です。

おとといのブログが「私の本当の気持ち」であることは事実ですが、少し配慮を欠いた部分があるので追記します。

土日の休日を利用した「特別授業」や、「ジュースやおやつ」などの差し入れは、あくまでも「塾長である私の善意」だと書きました。

この気持ちにうそ偽りはありません。

しかーし!

書き足りないことがありましたので追記します。

塾長の善意はすごくよく分かっているけど、どうにも身体が動かない生徒がいるのです!

このブログでも再三にわたり「不登校」について書いてきました。

不登校って、なにも「学校だけ」のことではなくて、「塾でも」あることなのです。

なかなか体調や精神状態が優れなくて、塾を休みがちなんだけど、塾を辞めさせられたくないので一生懸命月謝をもってきてくださる方がいます。

学校にも行かれない。塾にも行かれない。でも・・・

KOSHIN学院の瀬下先生ならなんとかしてくれるのではないか!という切ない気持ちの方が、おとといのブログを読んだら悲しい気持ちになったでしょう。

言い訳がましいですが、私が厳しいことを書いたのは「だらしなくて、いい加減な生徒」に対してのことであるとご理解いただけるとありがたいです。

特に体調が悪いわけでなく、ただ勉強サボりたいという生徒に対するメッセージでありました。

子どもって、あるいは中学生って、「みんなと同じである必要」はないんだと思います。

私も小学生の頃には「お友達と仲良くしましょう」とか「みんなと一緒にやりましょう」とか教わってきました。

それは大切なことではあるけど「絶対条件」じゃないんです。

背が高い子・体重が多めの子・髪の毛の茶色い子・運動が苦手な子・・・・

それらは「いけないこと」なのでしょうか? 絶対にそんなことはありませんよね。

KOSHIN学院では「他の生徒の迷惑になる行為」は禁止しておりますし、注意しても改めない場合は退塾処分にします。

しかーし!

塾に行きたくても、行かれないというのは他人に迷惑をかける行為ではありませんので安心してください。
※サボって良いということではありません。

サボる」のと「行きたいけど行かれない」のは、ものすごく意味が違うことです。

みんなと同じことは恥ずかしいことなのかもしれません

少々古い話ですが、松田聖子さんがスゴく売れていた頃、当時の女学生はこぞって「聖子ちゃんカット」にしました。私より少し年下の世代の話です。そんなのつまらないと思います。第一あなたの雰囲気に「聖子ちゃんカット」は似合わないでしょう!

  • なんでも、みんなと同じことがしたい。
  • みんながiPhoneを持っているから自分もiPhoneにする。
  • どこどこのお店がテレビで美味しいと言ってたから自分も行ってみる。
  • 女子高生がみんな短いスカートを穿くから自分のスカートも短くする。

ちょっときつい言い方だけど「ばっかじゃなかろうか」って思います。

私だったら

  • みんなの同じことをしてもつまらない。
  • 持ち物は自分に必要な機能があれば良い。自分の気に入ったデザインが良い。
  • 美味しい店は自分で開拓してみたい。
  • TPOはあるけど、みんなと同じ服装はつまらない。自分の気に入ったものを着たい。

って思いますよ。

だいたい全ての同級生と仲良くする必要なんかありません。

私は神奈川県立藤沢西高第1回卒業生です。一期生は180人しかいなかったんですけどね、ついに在学中一度も言葉を交わしたことがないまま終わった人がかなりいるんです。

それでも全員仲良くしなければいけないのでしょうか?
※敵対することもありませんが。

私は「かなり変わった子」だったと思います。

男の子なのに野球じゃなくてピアノを習ってたし、権力を振りかざす人間には徹底的に抗戦したし。
※いつも負けてましたけど・・

そもそも「みんなと同じ」なんて考えてませんでした。ですからサラリーマンにはなれませんでした。

サラリーマンになれなかったから、「自分ひとり」で生きることを考えて、「個人塾」を作りました。

もしKOSHIN学院を作っていなかったら、今まで来てくれた生徒や卒業生、そのご家族にも出会うことはありませんでした。

そして私がKOSHIN学院塾長でなければ、このブログを書くこともなかったので、皆さんと出会うこともなかったでしょう。

変人」だっから、ここまでやって来られたんだと思います。

みんなと違って良いんです。

人生で一番大切なことは「生きてる」ということだと思います。

そりゃ生きてれば喧嘩もするし、心に傷をおっちゃうこともあるでしょう。

でも「生きていれば」、新しい出会いもあるだろうし、他人とは違うけどそれなりの人生もあるでしょう。

中学生だってそうだと思うんですよ。

いくら義務教育でも、危険をおかしてまで学校に行く必要ないし、まして塾なんか況(いわ)んやをやです。

他人と違ってても良いじゃない!

私の塾長仲間で大磯で学習塾を営んでいるPS学習塾の塾長先生なんか、手も足も不満足で、自分の手で字を書くこともご飯を食べることもできないんです。

でも彼は高校生はおろか、大学生にだってほぼ全教科を教えちゃうくらいの頭脳を持っているんです。
※この塾長さんが人生で初めて喧嘩した相手が私なんです(笑)

みんなが全員同じ職業に就くわけじゃないでしょ?

みんなそれぞれ「得意なこと」で勝負すれば良いんです。

今は心が疲れていて困っている人はさ、将来同じような悩みを抱える人の味方になってあげることができるじゃん!

自分が辛(つら)さを経験した人じゃなければ、本当の気持ち分かってあげられないじゃん!

だからさ、学校や塾に来たくても行かれなくて悩んでいる人はさ、ものすごく素晴らしい経験をしている最中なんだと考えて欲しいんです。

その気持ち、私には痛いほどよく分かります。

それでは今日はこの辺で。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、生徒の心の痛みを分かってあげられる塾でありたい学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。