私が最も好きなタイプの生徒・・・【学習塾】

昨日最も嫌いなタイプについて書きましたので、今日はもっとも好きなタイプの「人間」について書きます。昨日同様学習塾のブログなので「人間」ではなく「生徒」という題名にしました。

私が好きなタイプは大きく分けて2種類

非常にシンプルです。

  • 私を好きだとか必要だとか言ってくださる方
  • 苦しくても笑顔で一生懸命頑張って生きてる方

【まず1番目】
私を好きとか必要だと言ってくださる方ですけどね。

あまり苦労話をするのは好きじゃないんですけど、ここまで三十数年も塾の先生をしてくると、そりゃもう口では言い切れないほどの地獄も見てきたわけですよ。

正直なことを言えば何度も塾なんかやめようと思ったことがありますし、そのうち3回は「本当にやめよう」と思ったのでした。

え? 「やめてないじゃん!」ですって??

そうなんですよ、川崎さん←このギャグはもう通じないかな?

何度もくじけそうになったのですけど、それを思いとどまらせてくれたのが生徒の皆さんの目だったんです。

先生! あたしのこと助けて!

そんな風に言っているように聞こえるんです。自分がツラいときに生徒の皆さんの笑顔を見ていると、本当に不思議と元気が出てきます。

そうして私をたよってくださった生徒や保護者の皆さんのおかげで、私は今でもこうして塾の先生をしていられると思っています。

【2番目】
生徒の皆さんと接していると、否が応でも保護者の皆さんと接することになります。

なかには様々な事情で、女の細腕一本でお子さんを育てていらっしゃる方。反対に奥様に先立たれて男親ひとりで悪戦苦闘されていらっしゃる方。

またそういう「」をみて、健気(けなげ)に親の手伝いをするお子さん。

もちろん両親揃っていても、様々な事情で苦しみながらも、ヒッシな思いでお子さんの「塾の月謝」を稼いでいらっしゃる方々。

それでも文句の一つも言わずに、いつもきちんとお月謝を納めてくださいます。

もうね、夜帰宅して1人になると泣いちゃうんですよ。

そういう大変な思いをされて、納めていただいたお月謝ですからね、私1人が良い思いをしちゃいけないんだと思うのです。

一番返してあげたいのは「生徒のみなさん」ですよ。

私もギリギリの生活なので、あまり豪華なことはしてあげられませんが、生徒達が疲れ果てた表情をしていたら「ジュースの一本」も買ってあげたくなります。

生徒達が美味しそうに飲んでくれると、本当に嬉しいですよ。

1本のジュースで元気を取り戻して、また一生懸命頑張ってくれるんです。

もちろん中には「塾でジュースなんか出す必要はない!」という意見をお持ちの方がいることも存じております。

しかーし!

私はそのようにして23年間KOSHIN学院を続けてきました。そして多くの方に喜んでもらえたのではないかと自負しております。

これは私が「塾長」だからできることなのですけど。

だから低価格にこだわっています。

低価格とは申せ、「商売」ですからお月謝はいただきます。

しかーし!

他塾でよくあるように、あとから「補習をするから」「副教材を買うから」「冷暖房費」「模擬試験代」などと次々と目に見えないお金を徴収することは一切いたしません。

もしかしたら、私は「経営者」としては大変な間違いをおかしているのかもしれません。

でも「1人の人間」として、一生懸命頑張っている方々を応援したいという気持ちを強く持っています。

私にとって「働く」とは、私が提供できるもの(こと)で他人の悩みや苦しみをやわらげて差し上げることだと思っています。

人間は「自分にはできないこと」に対して、オカネを払って他人にやってもらうのですから。

今日授業中に、生徒達に少しこんな話をしました。

君達のお月謝を稼ぐのに、お父さん・お母さんはどれほど苦労なさっているかを決して忘れてはいけません。

今君達ができる、お父さん・お母さんに対する最大の感謝の仕方は、君達が一生懸命頑張って勉強して成績をあげる。そして行きたい高校に進学することです。

うちの生徒達はものすごく真剣な表情で私の話を聞いてくれました。

私はこのように「一生懸命頑張っている人間」が大好きです。

これからも、このように一生懸命頑張っている人に囲まれて生きていきたいと改めて思った一日でした。

それでは今日はこの辺で。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張っている人をトコトン応援する学習塾です!】

 

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。