友達ができない!どうしよう・・・【学習塾】

いよいよ「新学年度」が始まりましたね。生徒の皆さんの最初の関心事は「友達できるかな?」ではないでしょうか。

すでに入学式から数日経過するのだけど、まだ友達ができないと悩んでいる人はいませんか?

きっと周りにも同じことで悩んでいる人がいますよ!

友達できるかな?」と心配なのは、なにも学校に限ったことではありません。

KOSHIN学院のような小さな個人塾でも、当然そういう心配をすることもありますよね。

今日から新しく小学校6年生の男の子が入塾してきたのですが、可哀想なくらい緊張してしました。

誰だって「初めての時」って緊張しますもんね。

KOSHIN学院の生徒の場合ですと、ほぼ全員「最初の時の緊張」を覚えています。ですから、「新しい生徒」にはすごく好意的に接してくれます。

学校だって同じだと思うのです

新中学1年生はもちろんのこと、中2・中3あるいは高校生・大学生でも「周りの人と仲良くなれるか」はすごく心配ですよね。

でもね!

心配なのはあなただけじゃないの。周りの人のほとんどが心配しているんです。

だから出席番号が前後だったり、席がとなりだったりとか、そんなことをきっかけに話ができるようになることがほとんです。

それでも心配だったら

ニコニコと笑顔で座ってれば良いんです!

だって、暗い人よりも明るい人の方が話しかけやすいでしょ?

当然中学校の先生も、そのあたりは意識してますから「自己紹介」をしたり、みんなで出かけたりなど色々してくれます。

KOSHIN学院の場合だと、私が心配するまでもなく、いつの間にか仲良くなってます。

それでも中には「ぽつ~ん」とひとりでいる子がいます。

私はそういう生徒は周囲の子と無理に仲良くさせようとは思わないんです。

ひとり」でいる方が落ち着く子がいても構わないのではないのではないでしょうか。

私が小学生の頃、先生から「同じクラスなんだから全員仲良くしなさい!」と注意されたことがありました。

少し意地悪なんですが、当時の先生にお会いしたら、

では、先生は他の全ての先生と仲良くしていましたか?

って聞いてやりたいです(笑)。

KOSHIN学院の場合は個人塾ですし、スタッフも全員卒業生なので、スタッフ間の仲は良好です。

しかーし!

私はかつて大手塾に勤めていました。当時「全ての先生」と仲良くするなんてことは、まったくあり得ないことだと思ってました。
※一応オトナでしたから表面上は合わせるようにしてましたけど。正直仲良くしたいと思わない人もいました。

もしあなたが「全ての同級生と仲良くしなくては」と思っているなら、その考えはすぐに捨てて構わないです。
※表面上合わせておけば良い人がいても良いじゃないですか。

話してみたら良い奴だった!

実は私、大学へは1年浪人してから進学しました。浪人時代に通った予備校の同級生に通称「トンカチ坊や」と勝手にあだ名をつけた奴がいました。

トンカチ坊やは、女の子にも馴れ馴れしく話しかけたりしてたので、正直なところ苦々しく思ってました。

しかーし!

まあ特にかかわる必要もなかったので、特に相手を攻撃することもありませんでした。

大学に進学したら驚いたことに、同じ大学に「トンカチ坊や」がいたんですよ。

その時初めて「あ!予備校で一緒だったよね!」という会話をしました。

それがきっかけで、「トンカチ坊や」と色々お話しする機会が増えたのですが、話してみると結構良い奴でしてね。

結局大学4年間、よくつるんで遊びました。

予備校に通ってた頃、もし彼に「おい!トンカチ野郎!」なんて喧嘩を売ってたら、あんなに仲良しになることはありませんでした。

あの時に「周りの人の悪口は言ってはいけないんだ!」と心の底から思いました。

自分の思い通りにならないと、すぐに悪口を言い始める人は、オトナでもたくさんいます。もっと言えば「先生」という肩書きのある人でも、そんな人をたくさん見てきました。

でもね!

そんな時にはいつも「トンカチ坊や」のことを思い出すのです。
※残念ながら現在はお互いに音信不通ですが、会えたら嬉しいです。

というわけで本日の提言

  • 友達ができなくてもニコニコ笑顔で座っていましょう。
  • イヤだなと思う人がいても、絶対に悪口を言わないこと。
  • 話してみたら良い奴だったなんて話はいくらでもあります。

これは、何も「学生」に限ったことではありません。人間関係の「基本」だと思います。

もしあなたが「塾の先生」でしたら、途中でやめた生徒の悪口なんか絶対に言ってはいけません。

またまた昔話で恐縮ですが、中2から中3になる時に退塾した女の子がいました。(仮称:久美ちゃん)。

正直なところ久美ちゃんが退塾した時は、ものすごくショックでした。

しかーし!

いろいろ言いたいこともあったのですが、ぐぅ~っと気持ちを抑えつけて我慢しました。

すると一年後、久美ちゃんが塾に遊びに来てくれて、「先生! 高校受かりました! ありがとうございました!」と言ってくれました。

もうね、嬉しくてボロボロ泣いちゃいました。

結局久美ちゃんは、その後「高校3年間」「大学4年間」「合計7年間」、KOSHIN学院のスタッフとして私を手伝ってくれました。

もし私が久美ちゃんが退塾した時に、悔しさまぎれに悪口を言っていたら、久美ちゃんとこんなに素敵な関係を築けなかったと思います。

やっぱり悪口なんか言っちゃいけませんよね。言いたくなってもぐぅ~っとこらえておきましょう。

 

そして、もし友達になりたいと思う人がいたら、「友達になろうっ!」って勇気を振り絞って声をかけてみましょう。「友達になろう」ではなくて、「隣に座っても良い?」くらいでも良いのではないでしょうか。

あなたがニコニコ笑顔でいれば、「こっちにおいでよ!」と声をかけてもらえる可能性も高まります。そんな自然な感じで良いんです。

同じような境遇の人達の集団なのですから。

そりゃなかには「やだ」とか言う奴もいるかもしれないけど、そしたら「次へ行きましょう! 次へ!」ですよ。
※もっともいきなり異性に友達になろうなんて言ったら怪しいですけどね。

それでは今日はこの辺で。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

 

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。