塾経営で心がけてきたこと・・【学習塾】

たまには「経営者として」ブログを書いてみたいと思います。

KOSHIN学院はどんな塾を目指してきたのか?

KOSHIN学院は「私がゼロから作った」学習塾です。絶望の淵から蘇り、「本当の自分」を表現できるような塾にしたいと思っていました。

具体的にどんな塾かといえば・・

  • 生徒も塾長も笑顔でいられる学習塾。
  • オカネがないから、オカネがなくてもできることをやる塾。
  • 大手塾にはできない「家族的な雰囲気」の学習塾。

これらのこと全てできたか?」と言われれば、残念ながら全てとはいきませんでしたが、でも基本的なポリシーは貫いてきました。

元「ヤクルト・阪神・楽天」などで監督とつとめた「野村克也」さんは、常々

弱い者には弱い者なりの戦い方がある!

いわゆる弱者の兵法について力説しておられました。

KOSHIN学院のような「個人塾」が、大手塾とまともに勝負したら瞬殺されてしまいます。全く歯がたちません。

ではどうやって生き残るかと言えば、簡単に言えば次の2つ

  • 身の程をわきまえて行動する
  • 自分で出来ることは自分でやる

このふたつです。

私がKOSHIN学院を作ってから数年くらいした頃に「パソコンスクール」というのが大流行しました。

当時の学習塾の経営者は「パソコンスクール」に飛びつく人が少なくありませんでした。

しかーし!

私は頑として断り続けました。

私は「学習塾の先生」としては、当時既にキャリアを積んでいましたが、パソコンはド素人でした。

結局パソコンスクールに手を出した塾の多くは、当時1台30万円くらいするパソコンを購入させられ、その支出の元を取ることもできずに倒産してしまいました。

借金して大量のパソコンを買っちゃうから、そうなるんです。

ちなみにKOSHIN学院は開塾以来常に無借金経営です。

ですから景気の変動などがあっても、どうにかこうにか今日まで生き残ってくることができました。

投資するにしても「自分でできる範囲」まででやってきました。

自分で出来ることは自分でやる!

塾の広告を作るのも、このホームページを作るのも基本的に全て「自分で」やりました。
※卒業生や業者の皆さんの協力はいただきましたが。

だって「個人経営」の経営者が「他人」にたよってるようじゃダメだと思ってましたから。
※そんなこと言ってるからいつまでたっても大儲けはできませんが。

しかーし!

オカネがあまりかからないことはすぐにやりました!

例えば昨年KOSHIN学院に見学に来てくださった、岡山県にある「藤わら塾」の藤原先生が、

自宅で勉強するときに「分からない問題」に無駄に時間をかけすぎてはいけない。しかし、分からない問題を飛ばしちゃうのではなくて、付箋を貼っておいて、あとで学校や塾で質問しよう!

というようなことをおっしゃってました。

これを聞いた私は「そうか!付箋を貼るのって良いよな!」と思って、塾の近所のダイソーに行って「全塾生分」の付箋を買ってきて、早速今日「付箋の使い方」について指導しました。

これなら仮に失敗しても、負債は1000円にも満たないですから(笑)。

そして昨日は念願の「ホーロー製のホワイトボード」をGETしました。これで授業がもっとやりやすくなります♪

こうして「あまり高価で無いもの」で、生徒の皆さんの役に立ちそうなものは、どんどん導入してきました。

できるだけ「安い授業料」で面倒みてあげたいという気持ちはこの24年間全くぶれていないつもりです。

KOSHIN学院は個人塾だけど!

絶対に大手塾には真似できないことをやろうと思い続けてきました。

私が「経営者」だからこそ、生徒の皆さんにジュースを買ってあげたり、みんなでバーベキューしたりもできました。

こんなの大手塾に勤めていたころ勝手にやったら懲戒免職でしたよ。

野村克也さんの「弱者には弱者の戦い方がある」という言葉は、大好きな言葉のひとつです。

おかげで近隣に大手塾がどんどん進出してきましたが、どうにか叩き潰されずに生き残ってきました=*^-^*=♪

こういう生き方が私には会っているのかもしれません。

それでは今日はこの辺で。また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。