泣いてる子は誰ですか?・・【学習塾】

本日は神奈川県公立高校入試学科試験が行われました。

Twitterで「塾の先生」や「受験生」のツイートを見ていると様々な情報が流れてきますが、私は敢えてまだ入試の総括はいたしません。

だって!

入試はまだ終わっていないからです!

明日・明後日で面接試験や一部高校では特色検査が残っています!

まだやれることがあるのです!

KOSHIN学院では毎年入試が終わったらすぐに「自己採点」をしてもらいます。自己採点が終わると、笑顔でルンルンになる子もいれば下を向いて泣き出す子もいます。

私はこの「」を大切にして欲しいと思うのです。一生懸命頑張ったからこそ出てくる涙ですから。

大して頑張りもしなかった子が「試験が出来なかった」と言って泣くでしょうか?

一生懸命頑張った受験生なら「誰だって」自分が納得いくような点数を取りたかったでしょう。

しかーし!

入試問題が難しければ良い点数は取りにくいし、易しければ「周りの人もみんな」できちゃうわけ。

泣きたいくらい切ない気持ちは分からなくもありません。うちの生徒もみんな「泣きたいほど切ない気持ち」だったようにみえました。

しかーし!

入試はまだ終わっていません!

下を向いて泣いてる場合ではありません! KOSHIN学院の卒業生にも何名か入試の点数をみて真っ暗な表情になってしまった子もいましたが、気を取り直して面接試験で頑張った結果色々な点数が加味されて見事合格してくれた子いました。

だからね! 明日・明後日の面接試験で「自分の気持ち」を思いっきり伝えられるようにして欲しいのです。

試験終了後中3全員塾に集合して面接練習

 

極限状態で一日を過ごしてきた中3生達には過酷なのですが、どうしても今日やらなければならないことがありました。それは明日の面接試験の準備です。

中でも「最も重要視」されるのは「なぜこの高校を選んだか?」という「志望理由」です。

 

例えば地元の「高浜高校」では「福祉教養コース」というのが廃止になりました。にもかかわらず「志望の理由」に、ボランティア活動だの福祉活動だのを羅列している生徒が散見されます。

いいですか! もう高浜高校に福祉教養コースはないんです!

 

しかーし!

ボランティア活動」は行っているようです。どうしても「福祉」と言いたいならば「具体的にどんなボランティア活動をしているのか」くらいのことは調べておかなければなりません。

職業科や専門コースの場合は志望理由を書きやすいですが、「普通科」となるとほとんどの生徒がホームページに書いてあるようなことを羅列します。

高校の先生も何百名もの生徒と面接をするのですが、みんな同じことを言ってたら・・・私なら眠くなりますよ・・・・。

そうならないように!

今日は中3生に集まってもらって、「自分の思いを正しく高校に伝える練習」をしてもらいました。

しかーし!

自分を必要以上に大きく見せようとしてはいけません。

昨今いろいろとマスコミを騒がせた元横綱兄弟が、横綱に昇進した時の挨拶で「不撓不屈」「不惜身命」「堅忍不抜」という言葉を使って世間を騒がせました。

今まで相撲だけしかやって来なかった二十歳そこそこの若者に「堅忍不抜・不撓不屈・不惜身命」という言葉は似合わなかったし、いかにも背伸びをしているようで好感をもてませんでした。
※俺は難しい言葉知ってるぞって言いたかったのでしょうが、いかにも辞書で調べてきたという感じがしました。

明日の面接では無理して難しい言葉を使う必要はありません。

※※は△△だから、私はどうしてもこの高校に入りたいんだ!

神奈川県公立高校入試における面談は、これさえできれば充分だと言っても過言ではありません。

などという話も中3生にしました。

さて、何度も繰り返しますが「まだ入試は終わっていない!」のです。そういう執念をもって明日も頑張ってきて欲しいです!

だからそこの君! 泣いている場合ではありませんよ!

それでは今日はこの辺で! また明日!

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

 

 

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。