宿題の答え(*^-^)v・・・【学習塾】

保護者の皆様♪ お元気でらっしゃいますか? BSで寅さんを観ていたら、なんだか自分の人生は『夢』だったんじゃないかと思うくらいいろいろなことがあったなぁと・・・。ボクもウィーンに行きたい・・いやもっと近くで良いから旅に出たいなと(笑)

 

さてところで一昨日の宿題の答えです。

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【宿題問題】

 

時速15kmで走る人は42.195kmを何時間何分何秒で走りますか?

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正解は・・

 

2 時間48 分46.8 秒

 

でした。

 

 

速さに関する問題を見ると、よく思い出されるのが「はじき」とか「木の下のハゲジジイ」とか(笑)

 

 

こういうのを使って教えると、ちょっとばかり算数かぶれした連中がやんやんやと文句をタレ始めるんですけどね。

 

今日はそんな話は置いといて・・!

 

私は小中学生にこんな図を徹底的にイメージしてもらっています

 

【図1】

 

そもそも「速さとは何か?」が分かってない生徒が多いのです。速さとは「単位時間あたりに進む距離」のことです。

この場合だと「1時間に15km進む速さで」ということになります。

 

 

少し余談になりますが、生徒の答案ではしばしばこんなのを見かけます。

 

自転車の速さを聞かれているのに「時速300km」とか・・・

 

この辺の感覚すらない子が多いので、おおよその数字は生徒に示してあげます。

 

  • 人間が歩く速さ:時速3~4km
  • 普通の自転車の速さ:時速8km~11km
  • 一般道路の自動車の速さ:時速40km~60km
  • 高速道路の自動車の速さ:時速80km~100km
  • 在来線電車の速さ:時速80km~120km
  • 新幹線の最高速度:時速300km
  • ジャンボジェット機:時速900km
  • 標準大気中の音速:時速1225km(マッハ1)

 

こんな感じです。だいたいのイメージがない生徒は平気で自転車の速さを時速300kmとか書いちゃうんですね。

 

 

話を戻します。この問題の場合ですと

 

1時間に15km進むのですから、 42.195km(フルマラソンの距離)を走るのには・・・

 

42.195km÷15km/h=2.813時間 かかります。

 

ですが問題は「何時間何分何秒」ですかでしたよね。

 

そこでこんな質問をします!

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] ねえ、1分って何時間ですか?[/speech_bubble]

 

この質問にパッと答えられる生徒は、なかなか優秀(*^-^)v

 

たいがいの生徒がうろたえてしまいます。なかには「60時間」とか「100時間」とか答える子もいますσ(^_^;)アセアセ…

 

そこでこんな図を徹底的にイメージしてもらいます。

【図2】

 

ここでまた生徒に質問です!

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] はい! それでは1÷60はいくつでしょうか?[/speech_bubble]

 

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”boy.jpg” name=”生徒”] 割り切れません(・_・、) [/speech_bubble]
などと疲れるやりとりが必ずあります(笑)

 

そうですね正解は1/60時間(60分の1時間)です。

 

このあとまたこんな質問をしてみます。

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] ねぇ、では0.1時間は何分でしょう?[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”boy.jpg” name=”生徒”] 1分? あっ、10分だ![/speech_bubble]

 

だいたいこんな感じ(・・、)  教えている塾の先生の顔が見てみたい(><)

 

0.1時間は「60÷10」で6分です!

 

だとすれば

0.2時間は0.2×60=12分
0.3時間は0.3×60=18分

 

ですこの理屈からすると

 

2.813時間 ですから

 

0.813×60=48.78分

 

これで2時間48分まで確定しました。

 

ところがギッチョンチョン

 

48.834分ですから、秒単位まで表さなければなりません。

 

48.78分の小数以下

 

同様に1分は60秒ですから

 

0.78×60=46.8秒

 

となります。

 

ですから正解は

 

2 時間48 分46.8 秒

 

 

です。

 

えっ? 難しくて頭が痛くなったですって?

 

では簡単に書きます。

 

42.195÷15=2.813時間 で時間の単位は「2」

0.813×60=48.78分 で分の単位は「48」

0.78×60=46.8秒 で秒の単位は「46.8」

 

従って2時間48分46.8秒となります。

 

速さの問題はなんでも「はじき」とだけしか教わってない子には、手がつかない問題です♪

 

それでは今日はこの辺で! また来週お会いしましょう!

 

※このブログは土日祭日はお休みさせていただいておりますが、今日は昨日の分です(笑)

【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

 

 

 

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。