来年度(現中2生)から教科書が変わります。その中でも特に変わるのが『英語』です。
どこが大きく変わるのかというと
- デジタル教科書の導入
- 高校で習う内容が中学生に降りてくる
この2つが今までと大きく違うところです。
デジタル教科書の導入
デジタル教科書とは何かと申しますと、三省堂さんのHPに見本が載っています。
実はKOSHIN学院でもいろいろ苦労してこのような物を利用していましたが、今度は正式に「教科書会社」が作ったものが使われます。
実は! 何を隠そう『私も』こういう教材をずっと欲しかった! ようやく教科書も時代に合わせてきた感じがします。
こうした『デジタル化』の動きはこれからも続いて行くでしょう。
そうなると『学習塾』の役割も変わってきます。従来の『知識の伝達』はこれからはデジタル化されていくでしょう。
学習塾は『知識の伝達』ではなく、こうした教材の使い方を生徒の皆さんに理解してもらうことが大切になります。
あのね!
間違っても『動画授業を見せてお仕舞い』なんていう塾に通っちゃダメですよ。そんなんだったら『無料で自宅で』出来てしまいますから。わざわざお金を払って塾に行く意味がありません。
高校で習う内容が中学校に降りてくる
今年度から小学校で『英語』が正式科目になりました。
※これについてはいろいろ思うところがありますが。
英語の学習が早くSTARTする分、中学で習う内容も変わってきます。
例えば今まで中3で習っていた「現在完了」が中2に降りてきます。
高校で習っていた『仮定法』『原形不定詞』などが中3に降りてきます。
これも大きな変化の1つです。
え? 心配ですって??
大丈夫です。生徒の皆さんは、まず『今習っていること』をしっかり勉強することが大切なだけですから。
きっと『学習塾の広告』では『英語がヤバイ!』みたいなことを書いて、保護者の皆様を脅かしてくるでしょうが、そんな脅しにのってはいけません。
※具体的な英語の教科書の内容 pdfファイル
新しい時代の幕開けです!
私の個人的な感想ですが、『早くこの教科書を使って授業をしたい』です。なんか面白そうでワクワクしてしまいます♪
よく考えてみれば明治時代から『学校の授業』ってあまり変わっていないのです。
【現代の学校の授業】
【昭和2年の学校の授業】
建物こそ少しは綺麗になりましたが、『授業』はほとんど変わっていませんでした。
しかーし!
この『デジタル化』は、今までの『授業の概念』を大きく変えてしまうことでしょう。
そうなると『教師の役割』も大きく変わります。なんかワクワクしちゃいます!
それでは今日はこの辺で! また明日♪