机に向かって何か夢中で書いている生徒がいます。
周りから見ると・・・・
まるで一生懸命頑張勉強している！
ように見えるのです。
私がまだ若かった頃、こうした生徒を見抜くことが出来ませんでした。
授業をするだけで精一杯で、誰がどの程度理解しているかは『テスト』をしてみないと分からなかったのでした。
教壇から見ると、夢中で鉛筆で何かを書いているので、『この子はよく勉強しているな』くらいにしか思わなかったのでした。
彼の成績はあがらないどころか・・・
学校で試験がある度に彼の点数は惨憺たるものでした。それどころか更に下がっていくのでした。
どうしてだろう？
なんでだろう？
そんなある日、授業中に彼のそばに行き．ノートを見てみると愕然としてしまいました(◎-◎;)!!
はい！
ノートに何かを書いては消しゴムで消すという『作業』を夢中でやっていたのでした。
言葉は悪いのですが『勉強している振り』をしていたのです。
私も若くて上手に彼を叱ることが出来なくて、思いっきり叱ってしまいました。すると・・・
彼は塾を辞めてしまいました・・・
それから色々悩みました
よ～く生徒を見ていると、他にも『勉強ではなく作業をしている』生徒は他にもたくさんいました💦
今でも『新しく入ってきた生徒』にはこんな作業をしている子がいます。小学校低学年でも・・
- 先生に叱られたくないから
- 馬鹿だと思われるのが嫌だから
こんな理由なのでしょうが、こうした生徒は何十年塾の先生をしていてもいなくなりません。
それも私が集団一斉指導（学校のような授業スタイル）から集団個別指導（こちらを参照）に変えた大きな理由の1つです。
おそらく学校や他塾でも『こうした作業をしている生徒』は少なくないのだと思います。
分からないのなんか全然普通だよ♪
勉強が出来ないことを隠してしまう生徒には・・
- 勉強が分からないのなんか普通だよ
- 分からないままにしておくのはいけないけど
って何度も話して聞かせます。
そうか！ 分からなくても叱られないのか！
このことが分かると無駄な作業をする生徒は激減します(*^-^)ｖ
それでは今日はこの辺で！
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です！】
