「また凡ミスしちゃった……」「本当は解けてたのに、計算間違えただけ」
試験後の教室には、こんな言葉が飛び交います。悔しそうな表情、ため息、机をポンと叩く音。その気持ち、すごくよく分かります。自分でも「できていたはず」と思っていた問題を落としたときの、あのやりきれなさ。でも、ちょっと待ってください。その「凡ミス」、本当に“たまたま”のミスだったのでしょうか?
実はそれ、“練習不足”が原因だったのかもしれません。
【動画】凡ミスをしてしまったと言うけれど
「凡ミス」ってなんだろう?
私たちが「凡ミス」と呼ぶミスには、いろいろなパターンがあります。
- 計算ミスや読み間違い
- 記号や単位の書き忘れ
- 問題文をしっかり読まなかったことによる勘違い
どれも、「注意していれば防げた」と思われがちで、「うっかりしてただけ」と片付けられることが多いですよね。でも、同じようなミスを何度も繰り返しているとしたら、それは「うっかり」ではなく「準備不足」や「習慣の欠如」のサインかもしれません。
練習は、ただの解答練習じゃない
例えば、サッカーで「簡単なパスをミスした」とき。それを「凡ミス」で済ませる人もいるかもしれませんが、プロの世界ではそうではありません。繰り返しパス練習をし、プレッシャーの中でも確実にボールをつなげるようになるには、地道な努力が必要です。勉強も同じ。ミスをしないための“練習”には、次のような要素があります。
- ミスしやすいポイントを意識した反復練習
- 本番と似た形式の模擬テスト
- 自分のミスを見直して原因を考える“振り返り”の時間
つまり、「凡ミスを減らす力」もトレーニングによって鍛えられるスキルなのです。
「ミスをした=ダメ」じゃない
ここで誤解してほしくないのは、「ミスしたからダメ」という話ではないということ。むしろ、ミスをしたからこそ次のステップに進むチャンスが生まれます。大切なのは、ミスを正しく受け止めて、次にどう活かすかを考えること。
「凡ミスだった」で終わらせてしまうと、振り返りの機会を逃してしまいます。でも「練習不足だった」と考えれば、これからやるべきことが見えてきます。「自分にはまだ伸びしろがある」と前向きにとらえることもできます。
だからこそ、ミスを“宝”に変えよう
試験での失敗は、悔しさを通して私たちを成長させてくれます。もし同じミスを繰り返しているなら、それはまだ自分が伸びていく途中にいる証拠。苦手に向き合い、工夫して乗り越えた経験は、きっと自信につながります。
次回の試験後、「凡ミスだった」と口にしたくなったら、ぜひこう自分に問いかけてみてください。
「どうしてこのミスが起きたのか?」「これからどう練習したら防げるか?」
その瞬間こそが、本当の意味での“成長”の始まりなのです。
凡ミスって、ただの練習不足なことが多いんだよね!
それでは今日はこの辺で! また来週♪
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