こんにちは。今日は皆さんに、とても大切なお話をしたいと思います。
6月も半ばを過ぎ、季節はいよいよ夏に近づいてきました。朝晩はまだ涼しく感じる日もあるかもしれませんが、日中は急に暑くなる日が増えてきています。こういった急激な気温の上昇にともない、特に注意しなければならないのが「熱中症」です。
熱中症ってなに?
熱中症とは、暑さによって体温の調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態のことです。体が異常を感じると「めまい」「立ちくらみ」「吐き気」「だるさ」など、様々な症状が現れます。重症になると意識を失ってしまうこともあり、決して軽く見てはいけない病気なのです。
こんな日に要注意!
・気温が前日より大幅に高くなる日
・湿度が高く、ムシムシしている日
・風が少なく、空気がこもりやすい日
・まだ暑さに慣れていない「梅雨明け直後」の日
特に気温の変化が激しい時期は、体が暑さに順応しきれていないため、普段以上に熱中症のリスクが高まります。
熱中症を防ぐにはどうすればいい?
1. こまめな水分補給
のどが渇いていなくても、定期的に水を飲むことが大切です。運動や部活の前後には、特に意識して水分を摂るようにしましょう。
2. 日差しを避ける工夫
外に出るときは帽子をかぶったり、日陰を選んで歩いたりするだけでも体温の上昇を抑えることができます。
3. 無理をしない
暑い中での運動や外出は、体に大きな負担がかかります。少しでも「変だな」と感じたら、すぐに休憩し、涼しい場所に避難してください。
4. 睡眠と食事をしっかりとる
体調が万全であれば、多少の暑さにも耐えやすくなります。規則正しい生活は、熱中症対策にもつながります。
友達にも気を配ろう
自分の体調だけでなく、友達の様子にも目を向けてみましょう。顔が真っ赤になっていたり、ふらついていたりしたら、すぐに先生や大人に知らせてください。小さな気づきが、大きな危険を防ぐことにつながります。
このように、急激な暑さは私たちの身体に大きな影響を与えることがあります。でも、ちょっとした心がけと行動で防げるのが熱中症でもあります。これからの季節を、元気に楽しく過ごすためにも、日々の予防を忘れずに過ごしましょう!