「勘が冴えてる」では乗り越えられない秋が来る

この夏、受験生の皆さんは膨大な課題に取り組んでいます。毎日のように問題集とにらめっこし、「もうこんなにやるの?」「これって本当に力になるの?」と思いながらも、なんとかページをめくり続けていることでしょう。

しかし、そんな中で見受けられるのが、“選択肢をテキトーに選ぶ”クセです。



生徒

なんかこれ、合ってそう。勘が冴えてるかも


生徒

ちっ、そっちだったかー。でも迷ったんよ。惜しい、ほぼ正解みたいなもん



このような“感覚による解答”を続けていると、秋以降に非常に困ることになります。

実力と勘はまったく別物

もちろん、「選択肢が4つあって、1つ選んで正解だった」ことに小さな喜びを感じるのは自然なことです。選択問題は、時には“雰囲気”や“流れ”で当たることもあります。

ですが、受験において求められているのは、「わかって選んだ」かどうかです。たまたま当たった正解は、知識ではなく偶然です。受験本番では、その偶然に頼ることはできません。模試で「合ってた!」と喜んでも、それが根拠のある選択でなければ、実力としてカウントされないのです。

解説を読まずに「惜しかった」で済ませる危険

選択問題で間違えたあと、「迷ったんだよね」とか「二択で悩んだから惜しい」と言って、解説を深く読まずに終える生徒がいます。これは非常に危険です。


・なぜその選択肢が誤りなのか
・正しい選択肢にはどんな根拠があるのか
・自分の間違い方にパターンはあるか



こうした振り返りなしに、問題数だけこなしていっても、“本質的な力”はつきません。



秋からは、模試の正答率や志望校判定がシビアに突きつけられてきます。そのとき、「惜しいんだけどな」では済まされないのです。

この夏こそ“解ける力”を養う

私たちKOSHIN学院では、生徒の皆さん一人ひとりが「確かな力で正答を選べる」ようになることを最優先にしています。そのためには、次の3つの姿勢が大切です。




この夏は、「当たった・外れた」のゲーム感覚ではなく、「本当にわかったかどうか」を意識して問題に向き合ってください。

秋に差がつくのは“勘”ではなく“根拠”

今は「なんとなく正解」に甘えていても、秋からは「どれだけ根拠を持って解けるか」が問われます。その差が、模試結果にも、自信にも、そして受験本番にも表れてきます。

「勘が冴えてる」は一瞬の気持ち良さ。 でも「自分の力で解けた」


という実感は、一生の自信になります。


この夏、あなたが積み上げた努力が“本物”になるように。 その土台を、今しっかり作っていきましょう。



今日のポイント!

ちゃんと分かる! ちゃんと出来るようにする!



それでは今日はこの辺で! また明日♪


【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。