――“はじめの一歩”が未来を変える――
こんにちは、KOSHIN学院塾長の西山耕心(ペンネーム)です。
今日は、ある中学2年生から届いた、とても正直な相談をご紹介します。
「いつも提出期限やテスト直前になって焦ります。やらなければいけないことは分かっていても、考えると嫌になりスマホやゲームに逃げてしまいます。家では全然はかどらず、一度始めれば集中できるのに、その“始め”が遅すぎて点数がひどく…どうすればいいですか?」
「まさに自分のことだ」と思った方も多いでしょう。
これは大人でも同じ――人間にとって**“始める瞬間”こそ最大の壁**なのです。
【動画】家ではなかなか勉強出来ない――どうしたら良いの?
🧠 1.なぜ「始められない」のか?
心理学では、こうした現象を**先延ばし(プロクラスティネーション)**と呼びます。
脳は「嫌だ」「面倒だ」と感じるものを避け、代わりに楽で短期的に快楽が得られる行動(スマホ・ゲームなど)に流れやすいのです。
ただし今回の相談には希望があります――
「一度始めれば集中できる」
つまり、やる気がないのではなく、スタートのハードルが高いだけ。
勝負は「着手の瞬間」にあります。
📍 2.家でダメなら環境を変える
この生徒さんは「家だと進まない」と書いています。
実は、集中力は環境による影響がとても大きいのです。
- 家 ⇒ くつろぎモードが優先されやすい
- 図書館・自習室 ⇒ 脳が“勉強モード”に切り替わる
おすすめは、「ここに来たら必ず勉強する」という専用場所を持つこと。
KOSHIN学院に来るだけで集中できる生徒は珍しくありません。
場所が脳のスイッチになるのです。
🪜 3.“はじめの一歩”を極限まで小さく
多くの人は「30分やるぞ」と最初から大きく構えてしまい、重さに押しつぶされます。
そこで、小さく始める習慣をつけましょう。
例:
- 教科書を開くだけ
- 問題集の1問だけ解く
- ペンを持って名前だけ書く
これなら心のハードルがぐっと下がります。始めてしまえば、自然と続けられることも多いのです。
⏱️ 4.タイマーを味方に
おすすめは**「時間制限付きの集中」**です。
- まずは5分だけ
- 慣れたら10分、15分に延長
短い時間を区切って取り組むと、脳は“ミニゲーム”感覚で動きやすくなります。
有名な**ポモドーロ・テクニック(25分作業+5分休憩)**も効果的ですが、自分に合う長さで構いません。
🤝 5.宣言と記録でやる気アップ
- 友人や家族に「今日は理科のワーク2ページやる」と宣言する
- 終わったら報告する
- やった日をカレンダーやアプリに色塗りして可視化
人は“人との約束”のほうが守りやすく、達成感の見える化は次への力になります。
💗 6.自分を責めすぎない
「できない日」は誰にでもあります。
その日を責めすぎると、次の行動がさらに重くなります。
大事なのは、
- ゼロの期間を長引かせないこと
- 翌日に小さく再開すること
これで十分、成長の流れは保てます。
🔑 本日のまとめ
- 勝負は“始める瞬間”
- 家で進まないなら環境を変える
- スタートは極小ステップで
- タイマーや区切りで集中
- 宣言と記録で達成感を可視化
- できない日も切り替える
KOSHIN学院は「やればできる」だけでなく、**「やり始められる仕組み」**も全力でサポートしています。
今日から5分――小さな一歩を踏み出せば、その延長線上にきっと未来が変わる瞬間が待っています。
勉強をやり始める仕組み、環境を作る!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】
しつこい勧誘は絶対にイタシマセンので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください♪