「見守る」と「導く」をどう使い分けるか

ー KOSHIN学院で実際にあったエピソードから ー

KOSHIN学院で日々生徒たちと向き合っていると、「同じ指導をしても、同じようには伸びない」という当たり前の事実を、改めて深く感じます。だからこそ私は、勉強ができる生徒には“見守る”ことを中心に、苦手な生徒には“導く”ことを丁寧に行っています。今日は、その考え方が形になった実際のエピソードを交えてお話しします。

■ 勉強ができる生徒には「見守る」という最高の支援

ある中学3年生のA君。入塾当初から勉強の習慣がしっかりしていて、テストでも常に上位をキープしていました。
しかし、ある日いつもより問題を解くスピードが遅く、眉間にしわを寄せていました。

声をかけようか迷いましたが、私はあえて何も言わず、そっと様子を見守りました。
しばらくすると、A君は自分で参考書を開き、別の解法を探し始めました。
そして30分後、パッと顔が明るくなり、「先生、できました」と報告に来たのです。

私はただ一言だけ伝えました。



塾長

自分で乗り越えたね。すごいよ♪

この一言で、A君はさらに自信を深め、以降はより主体的に学ぶようになりました。
できる子に必要なのは、細かい指示ではなく“信頼されている”という感覚なのだと、改めて感じた瞬間でした。

■ 勉強が苦手な生徒には「導く」という愛情を

一方で、勉強が苦手なBさんのエピソードも忘れられません。

Bさんは「何から手をつければいいかわからない」という状態で、机に向かってもすぐに手が止まってしまうタイプでした。
そこで私は、まず“今日やること”を3つだけ明確に示しました。




最初は「えー、できるかな…」と不安そうでしたが、一緒に最初の一問を解くと、少し表情が変わりました。
そして30分後、全部終わったノートを持ってきて、照れくさそうにこう言いました。


生徒

先生、全部できたよ!



その瞬間、私は心の中でガッツポーズをしました。
小さな成功体験が、苦手な子の心に“自信の芽”を育てるのです。

その後もBさんは、毎回「今日の3つ」をクリアすることで少しずつ階段を上り、最終的には学年平均を超える点数を取るまでに成長しました。

■ 大切なのは「公平」ではなく「公正」

教育の現場では「全員に同じことをすること」が公平だと思われがちです。
しかし私は、その子が最も伸びる方法を選ぶことこそが“公正”な教育だと考えています。


A君には「見守る」ことで自立心を育て、
Bさんには「導く」ことで自信の土台を作る。


どちらも、その子にとって最適なアプローチです。

■ 生徒たちは、それぞれのペースで確実に伸びていく

見守られながら自分の力で伸びていく子。
導かれながら少しずつ階段を上っていく子。


どちらの成長も、同じくらい尊く、同じくらい価値があります。


そして共通しているのは、
「信じてくれる大人がそばにいる」という安心感が、子どもを強くするということです。



KOSHIN学院は、ただ勉強を教える場所ではありません。
生徒たちの心を耕し、未来を育てる場所です。


これからも、見守るべきときは見守り、導くべきときは導きながら、一人ひとりの成長を支えていきたいと思います。


今日のポイント!

全員に同じことをすることが公平だと思われがち


それでは今日はこの辺で! また次回♪


【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。