私も塾の先生になり立ての頃は、つい『あれも・これも』と生徒に指示を出してしまいました。酷いことに『それで良い』と思っていました。でも考えてみてください。『あれも・これも』と言われたらオトナでも嫌になってしまいますよね? ところがギッチョンチョン
先生も自分の指導に自信がないうちは、つい色々と指示を出したくなってしまうのです。教える側は早くそこに気が付かないと生徒をダメにしてしまいます。
【動画】多過ぎる指示は生徒をダメにする
指示が多すぎるとどうなる?
オトナでもあれこれ言われると、頭が混乱してしまいます。私なんか今でもすぐに混乱してしまいます💦 ましてや小中学生皆さんに『あれもこれも』と指示を出してしまったら、ほとんどの生徒が混乱してしまいます。
また学校のように『複数の教師』がいる場所では、教師によって指示が違ったりすると、生徒は大混乱を起こしてしまいます。
しかーし!
人間って『教える立場』になると、色々なことを教えたくなりがちです。私も若い頃はそうでした。・・それがどんなに生徒を苦しめるかなんて考えることもせずに・・・・。
卒啄同時(そったくどうじ)
卒啄同時とは
絶好の機会のこと。また、学ぶ者と指導者の呼吸がぴったり合うこと。
「啐」は、雛(ひな)がかえろうとするとき、殻の中で泣く声のこと。
「啄」は、親鳥が卵の殻を外からつついて、雛が出てくるのを助けること。
禅宗で、弟子が悟りを開くまであと一歩というとき、師匠がすかさず指導して悟りを得られるようにすることをいう。
私は授業の基本は『卒啄同時』だと思っています。生徒が望んだときに適切なアドバイスをタイムリーなタイミングで出してあげるのが『上手い授業』だと思っています。
生徒が聞く耳を待たないときに、強引に教え込んでも効果は薄いのです。授業が上手い先生は・・・
生徒をその気にさせるのが上手!
です。私もいかに生徒の皆さんをその気にさせるかを、いつも考えています。
教師と生徒は卒啄同時!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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