大手塾などでは、成績によって生徒をクラス分けすることが多いです。私が以前勤めていた大手塾でも成績によって生徒をクラス分けしていました。確かにクラス分けをすることによるメリットもあります。一部の成績優秀者にとっては、上位のクラスに選ばれることがステータスとなり更にやる気の向上につながります。しかしながらそういう生徒ばかりではないのです。 特に成績下位のクラスに振り分けられた生徒は劣等感を強く持ってしまうことになります。私がKOSHIN学院を作った当初は、KOSHIN学院は学校のような一斉授業をする学習塾でした。するとやがて大きな問題が起きてしまいました。
【動画】成績によってクラス分けする学習塾
クラス分けは本当に生徒の為なのか?
クラス分けは本当に生徒のためになるのでしょうか?生徒のためというよりは『教える側の都合』であることの方が多かったように思います。教える側としては学力の差があるクラスでの授業は、なかなか教えにくいことがありました。ある程度同じ学力の生徒が揃っていた方が、教えやすかったのは事実です。しかしこれは『教える側』の都合です。学力によって振り分けられた生徒は、必ずしも良い気持ちではなかったはずです。
他人と比べられるのが苦手な生徒もいます!
学習塾や学校での評価やクラス分けは、努力を認めたり目標を設定するための重要なツールですが、すべての生徒にとって良い影響を与えるわけではありません。他人と比べられることが苦手な生徒が感じるプレッシャーやストレスについて考えることが必要です。
比較にストレスを感じる理由
- 自己肯定感の低下:
成績が他の生徒より低いと感じた場合、自分の価値を過小評価してしまうことがあります。 - プレッシャーの増加:
常に「他人より優れていなければならない」という思い込みが、学ぶ楽しさを奪うことがあります。 - 学習意欲の減退:
比較の結果がネガティブな影響を及ぼすと、勉強への意欲が失われる可能性があります。
他人との比較ではなく、自分自身の成長を重視する方法
- 成績だけではない評価:
努力や学習態度、興味を示した分野など、幅広い基準で生徒を評価する。 - 目標の個別設定:
他人と競うのではなく、自分の目標を立てて、それを達成する喜びを味わう。 - 小さな達成を祝う:
毎日少しずつ進歩していることに目を向け、自己成長を実感させる。
教育者としての役割
教育者は、生徒一人ひとりの心情を理解し、ポジティブな学びの環境を提供することが重要です。他人との比較が苦手な生徒には、自分自身を認められる経験を増やし、成功体験を積み重ねることを支援することが求められます。
生徒の気持ちになって指導を進めたい!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】
しつこい勧誘は絶対にイタシマセンので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください♪