9月に入ると、すぐに前期期末試験がやってきます。
この時期になると、生徒たちの間でよく聞こえてくる言葉があります。

やばい、全範囲復習しなきゃ…
その気持ちはとてもよく分かります。試験前になると、焦りや不安から「全部やらなきゃ」と思ってしまう。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
本当に「全範囲復習」は現実的でしょうか?
もちろん、理想を言えばすべての単元を完璧に復習できたら素晴らしい。でも、時間は限られています。部活もある、習い事もある、家庭の用事もある。そんな中で「全部やる」は、かえって効率を下げてしまうこともあるのです。
そこで、KOSHIN学院からの提案です。
間違えた問題・落とした問題だけを集めて復習する
これこそが、効率的で成果につながる復習法です。
なぜ“落とした問題だけ”が効果的なのか?
テストで間違えた問題には、あなたの「弱点」が詰まっています。つまり、そこを重点的に復習すれば、次回のテストで確実に得点アップが狙えるのです。
逆に、すでに理解している問題を何度も解いても、得点にはつながりません。安心感は得られるかもしれませんが、それは“勉強した気になる”だけで、実力アップには直結しません。
復習のステップはこうだ!
- 前回のテストを見直す
間違えた問題に印をつけましょう。どの単元か、どんなミスだったかを確認します。 - 原因を分析する
「計算ミスだったのか」「用語の意味を勘違いしていたのか」「そもそも解き方が分からなかったのか」など、ミスの種類を見極めます。 - 同じタイプの問題を集める
教科書、ワーク、プリントなどから、似た問題をピックアップ。そこだけを集中して解き直します。 - “できるようになった”を確認する
再度解いてみて、正解できたらOK。もしまだ不安なら、先生や友達に質問してみましょう。
この方法なら、限られた時間でも「得点につながる復習」ができます。しかも、自分の弱点を知ることで、次のテストへの自信にもつながります。
「全部やる」より「必要なところだけやる」
これは、勉強だけでなく、人生のあらゆる場面で役立つ考え方です。限られた時間やエネルギーを、どこにどう使うか。それを見極める力は、社会に出てからも大切なスキルになります。
KOSHIN学院では、ただ知識を教えるだけでなく、「どう学ぶか」「どう考えるか」も大切にしています。勉強は、点数のためだけではなく、自分の人生を豊かにするための力です。
だからこそ、効率よく、前向きに、そして自分に合った方法で学んでほしい。
期末試験は、ただの通過点です。大切なのは、その先にある「できるようになった」という実感。そして、「次はもっとできるかも」という希望。
その第一歩として、「落とした問題だけを集めて復習する」──ぜひ、今日から始めてみてください。
勉強は少し工夫するだけで、グーンと効率が良くなる!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】
しつこい勧誘は絶対にイタシマセンので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください♪