KOSHIN学院で日々生徒たちと向き合っていると、成績が安定して伸びていく子には、ある共通点があることに気づかされます。もちろん、勉強のやり方や家庭環境なども影響しますが、それ以上に「心のあり方」や「日常の習慣」が、学力の土台をつくっているように感じます。
今回は、そんな生徒たちに共通する3つの特徴について、少し掘り下げてみたいと思います。
1,精神的に大人である
「精神的に大人」とは、年齢以上に落ち着きがあり、自分の感情をコントロールできる力があるということです。
たとえば、テストの結果が思うようにいかなかったとき。多くの子は落ち込んだり、誰かのせいにしたり、時には「もう無理」と投げ出したくなるものです。でも、成績が伸びる子は違います。悔しさを感じながらも、「次はどうすればいいか」「何が足りなかったか」と冷静に振り返る姿勢があります。
これは、単なる我慢強さではなく、「自分の成長を信じている力」だと思います。自分を責めるのではなく、課題を受け止め、前に進もうとする姿勢。それこそが、学力を支える精神的な成熟なのです。
2,空き時間に本をよく読んでいる
成績が良い子は、勉強時間以外にも「学びの時間」を自然と持っています。その代表が「読書」です。
読書といっても、必ずしも難しい本である必要はありません。物語でも、歴史漫画でも、科学の図鑑でも構いません。大切なのは、「知ることが楽しい」「読むことで世界が広がる」と感じていることです。
読書には、語彙力や読解力を高める効果がありますが、それ以上に「思考の深さ」を育てます。文章を読みながら、登場人物の気持ちを想像したり、背景を考えたりすることで、自然と「考える力」が養われていくのです。
また、読書を習慣にしている子は、集中力も高く、長時間の勉強にも耐えられるようになります。これは、読書が「心の筋トレ」になっているからかもしれません。
3, 集中力がある
集中力は、学力向上に欠かせない力です。しかし、これは生まれつきのものではなく、日々の生活の中で育てていくものです。
成績が良い子は、授業中や自習時間に「今やるべきこと」にしっかり向き合います。周囲がざわついていても、自分の世界に入り込むように、黙々と問題に取り組む姿があります。
この集中力は、単なる「我慢」ではなく、「目的意識」から生まれています。「今この問題を解くことで、自分は一歩前に進める」「この時間を大切にしたい」という気持ちがあるからこそ、集中できるのです。
また、集中力のある子は、時間の使い方も上手です。短い時間でも効率よく学び、無駄を減らす工夫をしています。これは、日々の生活の中で「自分を律する力」が育っている証でもあります。
心を耕すことで、学びは深まる
KOSHIN学院の理念「耕心」は、まさにこのような生徒たちの姿に重なります。心を耕すことで、学びの土壌が豊かになり、そこに知識という種が根を張り、やがて大きな実を結ぶのです。
成績が良い子は、単に頭が良いのではなく、「心の習慣」が整っているのだと思います。落ち着き、読書、集中力——これらはすべて、日々の積み重ねによって育まれるものです。
そして、私たち大人ができることは、そうした習慣を育てる「環境」をつくること。叱るのではなく、認める。急かすのではなく、待つ。教えるのではなく、共に考える。そんな関わり方が、子どもたちの心を耕し、学びを深めていくのではないでしょうか。
KOSHIN学院では、これからも「心の成長」と「学力の向上」を両輪として、生徒たちと向き合っていきます。勉強ができるようになることはもちろん大切ですが、それ以上に「人としての力」を育てることが、私たちの使命だと信じています。
今日もまた、教室のどこかで静かに本を読む子がいます。問題に向き合い、悩みながらも前に進もうとする子がいます。その姿こそが、未来をつくる力なのです。
自分を律することが出来る生徒は、生成が良い!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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