宿題もうやらなくていいですか?──KOSHIN学院で育つ“素直な力”

先日、KOSHIN学院に通うある生徒が、少し沈んだ表情でこう言いました。



生徒

学校の宿題が多すぎて終わらないんです。もうやらなくてもいいですか?

その言葉には、疲れと諦めが滲んでいました。現代の子どもたちは、学校の授業、部活動、家庭での役割など、日々多くのことに追われています。時には「もう無理だ」と感じる瞬間もあるでしょう。


【動画】学校の宿題、もうやらなくても良いよね?



しかし私は、こう答えました。



塾長

一回手を抜くと、それが習慣になって、どんどん手を抜く人間になってしまうよ。



この言葉に、生徒はハッとしたようでした。そして、しばらく黙った後、気を取り直してこう言いました。


生徒

じゃあ、塾に宿題を持ってきて、ここで終わらせてもいいですか?



私は笑顔で「もちろん」と答えました。

このやりとりの中に、教育の本質が詰まっていると感じます。

素直さは、成長の種

「素直さ」とは、ただ言われたことを従順にこなすことではありません。自分の弱さを認め、他者の言葉に耳を傾け、前向きに行動を変える力です。

この生徒は、「やらなくてもいいですか?」という問いの中に、自分の限界を正直に打ち明けました。そして、私の言葉を受け止め、行動を変えました。

この「素直な一歩」が、彼の未来を大きく変えていくのです。

習慣は人格をつくる

人は、日々の小さな選択の積み重ねでできています。

「今日は疲れたから、まあいいか」
「ちょっとくらいサボっても、誰にもバレないし」



そんな一瞬の妥協が、やがて習慣となり、人格を形づくっていきます。

逆に、「今日も頑張ろう」「できることから始めよう」という前向きな選択を積み重ねれば、それが自信となり、誇りとなり、人生を支える力になります。

だからこそ、私は「手を抜く一瞬の怖さ」を伝え続けたいのです。

KOSHIN学院は、心を耕す場所

KOSHIN学院の名前には、「心を耕す」という願いが込められています。

学力を伸ばすだけでなく、心の力──素直さ、粘り強さ、感謝の気持ち──を育てること。それが、私たちの使命です。

今回の生徒のように、悩みながらも前を向く姿を見るたびに、「教育とは希望を育てることだ」と改めて感じます。

宿題を持ってきて、塾で一緒に取り組む。そんな小さな行動が、生徒の中に「やればできる」という確かな感覚を育てていくのです。

──脱落するのは一瞬、でも立ち直るのも一瞬――

人は、ふとした瞬間に諦めてしまうことがあります。でも、同じように、ふとした言葉で立ち直ることもできる。

その「一瞬」を大切にするのが、私たちKOSHIN学院の役割です。

KOSHIN学院には、そんな「一瞬」を支える温かい空気があります。生徒たちが安心して弱さを見せられる場所。前向きな言葉を受け取れる場所。そして、素直な一歩を踏み出せる場所。

これからも、そんな場所であり続けたいと思います。


今日のポイント!

手を抜けば、それが習慣に待ってしまう!



それでは今日はこの辺で! また明日♪


【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。