期末試験に寄せて――自信を持って答えられる状態

神奈川県平塚市田村にあるKOSHIN学院では、今日から地元中学校の多くで期末試験が始まりました。生徒たちは朝から晩まで、真剣な眼差しで机に向かっています。教室には鉛筆の音、ページをめくる音、そして時折・・・

生徒

先生、ここが分かりません!


という声が響きます。



試験対策期間中、KOSHIN学院教師の主な仕事は「教える」ことではなく、「答える」ことです。KOSHIN学院では日頃から「勉強の仕方」を丁寧に指導しているため、試験直前になって新しい知識を詰め込むというよりは、生徒一人ひとりが自分の理解を確認し、疑問を解消する時間となります。

この時期になると、改めて考えさせられる問いがあります。



これらは単なる学習技術の話ではありません。KOSHIN学院の理念「耕心(こうしん)」——心を耕す——に通じる、深い問いです。


勉強とは「単に知識を得ること」ではない

多くの人が「勉強=知識を覚えること」と捉えがちですが、KOSHIN学院ではそれを「心の耕し方」として捉えています。知識はもちろん大切ですが、それ以上に「どう考えるか」「どう向き合うか」が重要です。

例えば、歴史の年号を覚えることは知識の習得ですが、「なぜその出来事が起きたのか」「その時代の人々は何を感じていたのか」と考えることは、心を耕す学びです。理科の公式を覚えることも大切ですが、「なぜその法則が成り立つのか」「それを使って何が分かるのか」と問い直すことで、思考力が育ちます。


勉強するとは「自分と向き合うこと」

勉強とは、他人に言われてやるものではなく、自分の内側から湧き上がる「知りたい」「できるようになりたい」という気持ちに向き合うことです。KOSHIN学院では、生徒たちが「わかったつもり」から「できる」に至るまで、何度も繰り返し練習することを大切にしています。

その過程では、間違えることもあります。分からないことにぶつかることもあります。でも、それこそが「勉強している証」です。間違えたときに「なぜ間違えたのか」を考え、次にどうすれば良いかを自分で見つける。その繰り返しが、心を耕し、学びを深めていくのです。


勉強したとは「自信を持って答えられる状態」

では、「勉強した」とはどういう状態でしょうか。KOSHIN学院では、それを「自信を持って答えられる状態」と定義しています。それは単に正解を言えるということではなく、「なぜそうなるのか」「どう考えたのか」を説明できることです。

試験は、その成果を発揮する舞台です。生徒たちは、これまでの努力を胸に、答案用紙に向かいます。その姿は、まるで畑を耕し、種をまき、水をやり、太陽の下で育ててきた作物を収穫するようなものです。試験は「収穫の時」であり、「自分の成長を確認する時」でもあります。


試験はゴールではなく、通過点

試験が終わった後、生徒たちは「できた!」「もっと頑張ればよかった…」と様々な感情を抱きます。でも、それで終わりではありません。試験はあくまで通過点。その結果をもとに、次にどう進むかを考えることが、真の学びです。

KOSHIN学院では、試験後も「振り返り」を大切にしています。どこができて、どこができなかったのか。なぜそうなったのか。どうすれば次はもっと良くなるのか。そうした問いを通して、生徒たちはまた一歩、心を耕していきます。


――塾長よりメッセージ――

勉強とは、知識を詰め込むことではなく、心を耕すこと。試験とは、努力の成果を確認する舞台であり、次へのステップです。KOSHIN学院では、これからも「楽しむときは誰よりも楽しみ、学ぶときは誰よりも真剣に学ぶ」姿勢を大切に、生徒たちと共に歩んでいきます。

期末試験に挑むすべての生徒たちへ——


あなたの努力は、必ず心の中に根を張り、やがて大きな実を結びます。
自分を信じて、今できることを精一杯やりましょう。



今日のポイント!

勉強したとは、自信を持って答えられる状態にすること



それでは今日はこの辺で! また明日♪


【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。