「ちょっと面倒」を乗り越える力が、未来を拓く

KOSHIN学院では、勉強の技術や知識以上に、「学びに向かう姿勢」を大切にしています。その中でも、私が特に強調したいのが、「分からないことをそのままにしない」「ちょっと面倒でも、調べる・聞く・考える」という習慣です。

これは、単なる勉強法ではありません。人生を通して、自分の世界を広げていく力そのものです。


【動画】学びに向かう姿勢――点数だけの問題じゃない――



「分からない」を放置しない

授業中や自習の時間、生徒たちが「なんとなく分かった気がする」と言って先に進もうとする場面があります。そんな時、私は必ず立ち止まって問いかけます。

「本当に分かった?」「説明できる?」



分からないことを放置する癖がついてしまうと、学びは浅くなり、やがて「分かったつもり」が積み重なってしまいます。逆に、ちょっと面倒でも辞書を引く、教科書を読み返す、先生に聞いてみる――そんな「ひと手間」をかける習慣がある生徒は、確実に力を伸ばしていきます。


「面倒くさい」の先にある成長

人間は誰しも、楽な方に流れたくなるものです。「調べるの面倒だな」「まあいいか」と思う気持ちは、決して悪いことではありません。でも、その気持ちに流されず、「今、ちょっと頑張ってみよう」と踏みとどまれるかどうかが、将来の大きな差になります。

たとえば、理科の授業で「細胞分裂」という言葉が出てきたとき、「なんとなく聞いたことある」で終わらせるか、「どういう仕組みなんだろう?」と調べてみるか。後者を選んだ生徒は、知識だけでなく、探究心や思考力も育っていきます。


調べることで世界が広がる

今はスマートフォンやタブレットで、すぐに情報を調べられる時代です。けれども、ただ検索するだけではなく、「なぜ?」「どうして?」と問いを持ち、深く掘り下げる姿勢が大切です。

ある生徒が「戦国時代ってなんでそんなに戦ばかりしてたの?」と質問してきたことがあります。その疑問をきっかけに、地理・経済・文化の背景まで調べていくうちに、歴史の面白さに目覚めていきました。疑問を持ち、調べることで、学びは教科書の枠を超えて広がっていくのです。


「聞く勇気」も大切な力

調べても分からないことは、誰かに聞いてみる。これもまた、学びの大切な一歩です。先生に聞く、友達に相談する、親に話してみる――その「聞く勇気」が、理解を深めるだけでなく、人とのつながりを育ててくれます。

KOSHIN学院では、「質問することは恥ずかしいことではない」「分からないことを聞ける人こそ、賢い人だ」と伝えています。実際、よく質問する生徒ほど、成績も人間関係も安定している傾向があります。


こつこつ積み重ねる力が未来をつくる

「ちょっと面倒でも、調べる・聞く・考える」――この習慣は、一朝一夕で身につくものではありません。でも、毎日の中で少しずつ積み重ねていくことで、確かな力になります。

KOSHIN学院では、勉強の「やり方」だけでなく、「あり方」を育てることを大切にしています。分からないことを放置せず、ひと手間を惜しまない姿勢。それが、受験だけでなく、社会に出てからも役立つ「生きる力」になるのです。

生徒たちには、ぜひこの力を身につけてほしい。そして、保護者の皆様にも、ぜひご家庭で「調べてみようか」「先生に聞いてみたら?」と声をかけていただけたら嬉しいです。

未来は、ちょっとした「ひと手間」の積み重ねで、きっと大きく変わります。


今日のポイント!

ちょっとした「ひと手間」が人生を分ける!



それでは今日はこの辺で! また来週♪
このブログは土日祝日はお休みさせていただいております。


【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。