「聞く」だけでは身につかない──数学は「解く」ことで育つ力

KOSHIN学院では、日々の授業を通して「学びとは何か」「どうすれば本当に力がつくのか」を問い続けています。特に数学において、私たちは一つの大切な原則を掲げています。

それは──
**「数学は授業を聞いてできるようになるのではなく、問題を解いてできるようになる」**ということです。


【動画】一生懸命授業を聞いているのだけど数学が出来るようにならない




授業は「きっかけ」にすぎない

もちろん、授業には意味があります。新しい概念を知る、公式の背景を理解する、解法の流れを学ぶ──これらはすべて授業で得られる貴重な情報です。しかし、それだけでは「できるようになった」とは言えません。

授業はあくまで「きっかけ」であり、「入口」にすぎません。
本当に力がつくのは、その後に自分の手で問題に向き合い、試行錯誤を重ねたときです。


「わかったつもり」の落とし穴

授業を聞いて「なるほど、わかった」と思う瞬間は誰にでもあります。先生の説明は明快で、例題もスムーズに解けているように見える。黒板の前では、すべてが整っているように感じるでしょう。


しかし、いざ自分で問題を解こうとすると──手が止まる。

「あれ?どうやるんだっけ?」
「この公式、どこで使うんだっけ?」



そんな経験はありませんか?

これは「わかったつもり」になっている状態です。
頭では理解したつもりでも、実際に手を動かしてみると、理解が浅かったことに気づく。これは自然なことです。むしろ、ここからが本当の学びの始まりです。

「解く」ことでしか得られない感覚

問題を解くという行為には、授業では得られない多くの学びがあります。



これらはすべて、実際に問題に取り組んだ者だけが得られる経験です。
そして、この経験の積み重ねこそが、数学力の土台となります。

KOSHIN学院での実践

KOSHIN学院では、「演習の時間」を重視しています。
生徒たちは自分の力で問題に向き合い、時には悩み、時には喜びながら、少しずつ「できる」を積み上げていきます。

私たち講師陣は、ただ答えを教えるのではなく、
「どう考えたのか」「どこでつまずいたのか」に寄り添いながら、
生徒自身が気づき、乗り越える力を育てることを大切にしています。

「できるようになる」喜びを共に

問題が解けたときの生徒の表情──
それは、授業を聞いているときの表情とはまったく違います。
自分の力で乗り越えた達成感、心からの喜び、そして「もっとやってみたい」という意欲。

この瞬間こそが、教育の醍醐味だと私は思います。
そしてこの瞬間を、KOSHIN学院では何度でも、何人でも、味わってほしいと願っています。

自己肯定感を育てること。
数学の学びもまた、心を耕す営みです。

授業を聞くだけではなく、問題を解くことで、自分の心と向き合い、育てていく。
その積み重ねが、やがて人生の土壌となり、豊かな実りをもたらすでしょう。

KOSHIN学院は、これからも「耕心」の精神で、
一人ひとりの「できるようになる」瞬間を大切に育んでいきます。



今日のポイント!

数学は授業を聞いただけでは出来るようにならない!



それでは今日はこの辺で! また明日♪


【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】

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この記事を書いた人

瀬下淳志のアバター 瀬下淳志 KOSHIN学院塾長

神奈川県平塚市田村にある高校受験専門の集団個別指導の学習塾です。お勉強が苦手でもお断りしませんが『やる気』は大いに気にしています。