最近の教育現場では、「話し合い」や「グループワーク」が重視される傾向が強まっています。もちろん、協働的な学びや自分の意見を伝える力は、これからの社会で必要不可欠なスキルです。しかし、私たちKOSHIN学院では、こうした流れに対して一つの懸念を抱いています。
それは、「新しい教育手法」がもてはやされるあまり、学びの土台となる「知識」や「文章力」が軽視されてしまっているのではないか、ということです。
【動画】教育はあたらし新しければ良いというものではない
知識の詰め込み=悪ではない
「詰め込み教育」という言葉には、どこか否定的な響きがあります。しかし、知識を体系的に身につけることは、決して悪いことではありません。むしろ、知識があるからこそ、話し合いの中で深い意見が言える。文章が書ける。他者の考えを理解し、建設的な議論ができるのです。
基礎知識がないままに行われるグループディスカッションやワークは、どうしても「なんとなく楽しかった」「みんなで話せた」という満足感だけが残りがちです。しかし、それは本当の意味での「学び」ではありません。
学力テストが示す現実
最近の学力テストの分析結果を見ても、基礎的な語彙力や読解力、論理的思考力が不足している傾向が見て取れます。これは、単なるテストの点数の問題ではなく、「考える力の土台」が育っていないことを示しています。
私たちは、こうした結果を「やっぱりそうか」と受け止めています。教育の現場で「話し合い」や「体験」が重視される一方で、文章を書く力や、知識を積み重ねる力が育まれていない。これは、子どもたちの将来にとって決して望ましいことではありません。
文章力は「考える力」の鏡
文章を書くという行為は、自分の考えを整理し、他者に伝えるための大切な手段です。文章力が育っていないということは、思考力そのものが未熟であるということでもあります。
KOSHIN学院では、日々の学びの中で「書くこと」を重視しています。それは、単に作文の練習をしているのではなく、「自分の考えを持ち、それを言葉にする力」を育てているのです。
教育は「流行」ではなく「本質」
教育には流行があります。「アクティブラーニング」「探究型学習」「プロジェクトベース」など、次々と新しい言葉が登場します。しかし、私たちはこう問いかけたいのです。
「それは子どもたちの本質的な力を育てているのか?」
新しい手法を取り入れること自体は悪いことではありません。ですが、教育の目的は「子どもたちが自分の力で考え、行動できるようになること」です。そのためには、まずはしっかりとした知識の土台と、文章によって思考を深める力が必要です。
保護者の皆さまへ
私たちKOSHIN学院は、子どもたちの未来を本気で考えています。だからこそ、「楽しいだけの学び」ではなく、「本質的な力を育てる学び」を大切にしています。
どうか、目先の満足感や流行に惑わされず、子どもたちが本当に必要としている力に目を向けてください。私たちは、知識と文章力という「学びの土台」をしっかりと築くことで、子どもたちが自信を持って未来に向かっていけるよう、全力でサポートしていきます。
時代が変わっても、学びの本質は変わらない!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】
しつこい勧誘は絶対にイタシマセンので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください♪