KOSHIN学院には、これまで本当に多くの生徒が出入りしてきました。嬉しい出会いもあれば、残念ながら途中で塾を去ってしまう生徒もいます。その中の一人に、こんな出来事がありました。
ある日、その生徒は「先生に質問したら怒られた」と言って塾を辞めていきました。もちろん私は、感情的に怒鳴ったわけではありません。むしろ、彼が“本当の意味での質問”をしていないことを指摘しただけでした。
彼はワークの問題が分からないと言ってきました。しかし、そのページには丁寧な説明が載っている。読むだけで理解できるように作られている。それなのに、説明を読む前に「分かりません」「教えてください」と言ってしまったのです。
つまり、
「分からない」ではなく「読むのが面倒くさい」
という状態でした。
私はその姿勢を正すために、こう伝えました。
塾長まず説明を読みなさい。読んだ上で『どうしてこうなるのか』と疑問が出てきたら、それが質問だよ!
しかし彼は、それを“怒られた”と受け取ってしまったのでした。
■「分からない」は免罪符ではない
中学生にとって「分からない」はとても便利な言葉です。
・考えなくても言える
・責任を回避できる
・先生が助けてくれる可能性が高い
しかし、学びの世界では「分からない」はスタート地点であって、ゴールではありません。
本来の学びはこうです。
- まず自分で読む
- 考える
- それでも理解できない部分を言語化する
- その“具体的な疑問”を質問する
このプロセスを踏むことで、初めて「質問」が成立します。
説明を読まずに「分からない」と言うのは、
料理のレシピを見ずに「作れません」と言っているのと同じです。
■質問とは“思考の証拠”である
私はいつも生徒にこう伝えています。
塾長質問とは、あなたが考えた証拠です!
説明を読んで、頭の中で整理して、それでも引っかかる部分がある。
その“引っかかり”こそが、学びの芽です。
逆に、説明も読まずに「分からない」と言うのは、
まだ何も始まっていない状態です。
質問とは、
「私はここまで考えました。でもここが理解できません」
という意思表示です。
だから、
「どうしてこの式はこう変形するんですか」
「この言葉の意味はこう理解していいんですか」
「この問題は何を求めているんですか」
こういう質問は大歓迎です。
それは、あなたが“学ぼうとしている証拠”だからです。
■“教えてもらう”だけでは一生できるようにならない
説明を読まずに答えを聞くクセがつくと、
どれだけ勉強しても成績は伸びません。
なぜなら、
「自分で理解する力」
が育たないからです。
勉強とは、
・読む
・考える
・試す
・間違える
・修正する1
この繰り返しです。
このプロセスを飛ばして「答えだけ」を求めると、
その瞬間は分かった気になりますが、
次の日には何も残っていません。
“分かったつもり”は、学びの最大の敵です。
■本気で学ぶ生徒は、質問の質が違う
長年塾をやっていると、質問の内容でその生徒の成長度が分かります。
伸びる生徒は、
・説明を読んでいる
・自分なりに考えている
・疑問点が具体的
・質問が短くて的確
です。
逆に伸びない生徒は、
・説明を読まない
・考えない
・質問が漠然としている
・「分からない」の一点張り
という特徴があります。
質問の質は、そのまま学習姿勢の質です。
■“耕心”とは、心を耕すこと
KOSHIN学院の理念である“耕心”は、
まさにこの姿勢のことです。
心を耕すとは、
・自分で考える習慣を育てる
・面倒くさいを乗り越える力をつける
・学びに向かう姿勢を整える
ということです。
説明を読むことは、心を耕す最初の一歩です。
その一歩を踏み出せるかどうかで、未来は大きく変わります。
■質問はあなたの未来を開く鍵
質問とは、
「分からないから助けて」ではなく、
「ここまで考えたけれど、さらに理解したい」という意思表示です。
その姿勢がある生徒は、必ず伸びます。
逆に、
説明を読まずに答えを求める生徒は、
どれだけ時間をかけても成績は上がりません。
学びは、あなた自身の手でつかむものです。
KOSHIN学院は、
その努力を全力で支えます。
しかし、最初の一歩はあなたが踏み出す必要があります。
説明を読む。考える。そして、具体的に質問する。
この習慣が身につけば、勉強は必ずできるようになります。
質問の質は、そのまま学習姿勢の質
それでは今日はこの辺で! また次回♪
【KOSHIN学院は神奈川県平塚市田村にある、一生懸命頑張る生徒をトコトン応援する高校受験専門の学習塾です!】
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