勉強していて「分かった!」と感じた瞬間は、まるで霧が晴れたような爽快感がありますよね。でも実は、それだけでは学習は完結しません。中学校での学びはますます複雑になり、ただ“理解したつもり”では点数に結びつかず、本当の意味で「できる」ようにはなりません。
【動画】中学の勉強は『分かった!』だけでは出来ない
「分かる」と「できる」の違い
例えば、数学の授業で先生の解説を聞いて「なるほど、そうやって解くのか」と感じる場面。これはまさに「分かった!」という瞬間です。でも実際に問題集を解いてみると、手が止まってしまう……そんな経験、きっとあるのではないでしょうか?
この「分かる」と「できる」の違いは、スポーツにたとえると分かりやすいかもしれません。
・野球のルールを理解しただけでヒットが打てるようにはならない。
・ピアノの弾き方を聞いただけで演奏ができるようにはならない。
勉強も同じで、知識を得るだけでは身につかないのです。
練習することで「できる」が定着する
では、どうすれば「できる」ようになるのでしょうか? 答えはシンプル。「繰り返し練習する」ことです。問題を解いて、間違えて、またやり直して。そんな地道なサイクルを繰り返すことで、知識は技術へと変化します。
例えば英語の単語は、1回見ただけでは覚えられません。でも毎日コツコツ復習することで、やがて反射的に意味が浮かぶようになります。数学の公式だって、何度も使っているうちに自然と体に染みついていきます。
間違いを恐れないマインドが大切
練習と聞くと、「できなかったら恥ずかしい」「間違えるのが嫌だ」と感じる人もいるかもしれません。でも、間違えることこそが学びのチャンス。失敗を通して、自分の弱点が見え、それを改善することで確実に前進できます。
だからこそ、間違えることを恐れず、むしろ歓迎する姿勢が大切です。テスト前の練習でたくさん間違えておけば、本番で同じミスを防げます。スポーツのスパーリングや、楽器のリハーサルと同じです。
学びは「習慣」にすることで続いていく
最後に大切なのは、「できるようになるまで続ける」こと。それには“勉強を習慣にする”という発想が欠かせません。一日10分でも構いません。毎日机に向かい、自分のペースで練習を重ねていくことが、確かな力になります。
中学の学びは、今後の高校や大学、そして社会での土台になります。「分かった」で満足せず、「できる」までやり抜く習慣を今のうちにつけておくことが、将来の自分を助けてくれるはずです。
出来るようになるまで練習する!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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