子どもの学力や成績は、学校の授業だけで決まるものではありません。むしろ、毎日を過ごす「家庭」が、子どもの可能性を大きく左右します。特に、子どもと最も多く接する機会のある母親の関わり方が、学習意欲や成績に大きな影響を与えます。
今回は、母親として意識したい5つのポイントを通じて、学力を伸ばす家庭づくりのヒントをお伝えします。
1.「学ぶことって楽しい」と感じられる雰囲気をつくる
学習とは本来、知らないことを知る喜びを感じる営みです。「テストの点数のため」とプレッシャーをかけるのではなく、「へぇ、面白いね!」「どうしてそう思ったの?」と子どもの好奇心に寄り添う声かけを意識しましょう。日常の中で、「なぜ空は青いの?」「お金ってどうやって作るの?」といった素朴な疑問に一緒に考える姿勢が、思考力の土台を育てます。
2.学ぶ時間と空間を整える
学習に集中できる環境は、意外と大切です。「テレビの音が大きい」「物が散らかっている」などの要因は、集中力の妨げになります。たとえ小さな机でも、子ども専用の学習スペースがあると「ここは勉強する場所だ」という意識が芽生えます。さらに、時間についても「夕食前の30分は宿題タイム」などと、生活リズムの中に学びの習慣を組み込むと効果的です。
3.失敗を責めず、プロセスを認める
子どもが点数を落とした時、「なんでこんなミスをしたの?」と怒ってしまいたくなるかもしれません。でもその一言が、子どもの挑戦する心をくじいてしまうことも。大切なのは「がんばったね」「分からなかったところは一緒に見直してみよう」と、結果よりも努力や過程に目を向けること。失敗を「次へのステップ」と捉えられる力が、結果的に成績アップにつながります。
4.読書や対話を通じて語彙力と考える力を育む
学力の基礎となる「語彙力」や「論理的思考力」は、日々の会話や読書の積み重ねから生まれます。たとえば、絵本を一緒に読んだあと「どの場面が好きだった?」と聞くだけで、感じたことを言語化する力が育まれます。また、ニュースや出来事に対して「あなたはどう思う?」と問いかける習慣は、考える力を深めるきっかけになります。
5.母親自身が学び続ける姿を見せる
子どもは親の背中をよく見ています。母親が読書をしたり、趣味や資格取得に挑戦したりする姿は、「大人も学び続けるものなんだ」と自然に感じさせます。「今日こんなことを知ったの!」と嬉しそうに話すだけでも、学ぶことへの好奇心が子どもにも伝染していきます。
家庭は、子どもの「最初の学び舎」です。母親のちょっとした工夫や言葉がけが、子どもの心に火を灯し、学力というかたちで実を結んでいきます。完璧である必要はありません。日々の中で「できることを、できる範囲で」少しずつ取り入れてみましょう。
家族で食事をしている時に、親がずっとスマホをいじってるようでは(>_<)
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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