学校での学習は単純に教科書を開いて勉強するだけでは成り立ちません。多くの生徒は、勉強を始める以前の段階でつまずき、勉強そのものに対するアプローチがうまくいかないことがあります。こうした生徒たちが直面する課題を理解することは、教師や親にとって非常に重要です。
【動画】勉強以前のこと
勉強以前の問題とは
私は人間関係を築いていく上で一番大切なことは『挨拶』だと思っています。しかーし! その挨拶がまともに出来ない生徒もいます。正直に言うと『挨拶の仕方を教える』のなんか塾の先生の仕事ではないと思っています。それでも見て見ぬ振りをするのも嫌なので注意はします。
でも人間って『他人から注意される』ことを快く思わない生き物でもあります。私に注意された生徒は『あの先生怖い!』『あの先生文句ばっかり言う!』と保護者に泣きつきます。大変きつい言い方になってしまいますが、親って我が子が悪いということを認めない傾向があります。私の母もそうでした。私になにかあると、それこそ命懸けで私を守ってくれました。でも私が悪ければ、私のことを厳しく叱ってくれました。
勉強以前の問題とは「話を聴く力」「自分から挨拶する習慣」「靴の脱ぎ方」「ご飯の食べ方」「ありがとうを自然に言える習慣」「人を許せる心の広さ」「時間を守る」などが出来ないということを指します。
例えば私の話は聞かずに自分の言い分ばかりを押し通そうとする生徒。それが受け入れないと泣き叫ぶ子。他人にものを頼むときに『お願いします!』と言えない子。あげればキリがありません。
これらのことを教えるのは本来学習塾の仕事ではないはずです。
効果的なサポート方法
これらの課題に対処するためには、総合的で個別のアプローチが求められます。
1. 生活習慣の改善 生徒に規則正しい生活習慣を身につけさせるために、親や教師の協力が必要です。例えば、適切な睡眠時間や食事のリズムを確保するためのアドバイスや指導を行いましょう。
2. 基本的なスキルの習得 時間管理や計画立てのスキルを教えることで、生徒の学習効率を高めることができます。具体的には、スケジュールを立てる練習や、短期・長期目標の設定をサポートすることが効果的です。
3. 心理的なサポート 家庭環境や心理的な問題に対処するためには、学校カウンセラーや外部の専門家の協力を得ることが重要です。また、生徒自身が安心して話せる環境を提供し、信頼関係を築くことも大切です。
このように勉強以前の基本的なことに課題を抱える生徒たちに対して、適切なサポートを提供することは重要なことではありますが、学習塾の仕事の範疇を超えています。学習塾ではないアプローチが必要だと思います。冷たいようですが、例えば大怪我をしたのに内科の医者に診察してもらうようなものです。
こうした問題を抱えるお母さんのためには、各都道府県や市町村などで無料で相談に応じてくれる機関があります。また、それ以外にも専門の先生をご紹介することもできます。
学習塾の仕事は、勉強を教えることです!
それでは今日はこの辺で! また明日♪
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