KOSHIN学院は『質問に来る』のは大歓迎です。むしろどんどん質問に来るように指導しています。
しかーし!
その意味を完全にはき違えている生徒がたま~にいます。
そうなんです!
答えだけを教えてもらおうとしにくる子!
こういう生徒は『自分では何も考えない』で、答えだけを知ろうとしにくるのです。
別に悪気があってそんなことをしているのではなくて、『答えさえ出れば』それが勉強だと思っているのです。
当然『どうしてそういう答えになるの?』なんて質問をすると全く答えられません。
他の『悪い癖』もそうなんですけどね、中学生にもなってそんなことをしている子はかなり厄介です。
なんせ『小学校6年間』をそれで過ごしてきてしまったからです。長い年月をかけてそうなってしまったものを一朝一夕にして直そうとしてもそう簡単ではありません。直すのにも何年もかかってしまいます。
このような生徒にはどう対処したら良いか?
もし仮に『こうすれば一発で直りますよ!』なんていう『特効薬』があるなら、すぐに欲しいです。
こうなってしまうのには様々な原因があります。
- 勉強ができないということを悟られたくない。
- とにかく課題を終わらせないと叱られると思っている。
- そもそも『勉強の楽しさ』を分かっていない。
- 教師が注意してくれなかった。
きっと他にも原因があるでしょうし、その原因も複数が絡まっていたりするでしょう。
やはり『何度も何度も』繰り返し注意してあげるしかないのではないでしょうか。
こうした生徒の場合『わざとふて腐れて』そうしているのではないというところが問題です。
心の底から『とにかく答えを知ればそれで良い』と本気で思っているのでしょう。
ちゃんと分かっていなくても『とにかく答えを書けばそれで良い』と思って生きてきたのですから。これってとても可哀想なことです。
本当の勉強の楽しさを知って欲しい!
私も勉強が出来なかった頃は、本当に勉強なんか大嫌いでした。分からないからつまらないし、テストを受ければ酷い点数で馬鹿にされたり叱られたり・・・。
なんで『勉強なんてものがこの世にあるのか?』と思ってました。
しかーし!
- 分かるようになると嬉しい!
- できるようになると嬉しい!
こんな気持ちが芽生えてからは、どんどん点数があがりました。どん底まで行っちゃうともう自分だけでは立ち直れないんですよ。
そんなボクを『強烈に引っ張ってくれる人』がいないと無理なんです。
※強烈に精神的に引っ張ってくれる人。しかも抜群の匙加減で。
どんどん『成功体験』をさせてくれる存在が必要です。
だからきっと私は『塾という仕事』をしているのだと思います。
それでは今日はこの辺で!また明日♪