正しいことがいつも正解とは限らない

皆さんは『親や先生』から正しいことを言われたのに、なんとも納得がいかなかったことってありませんでしたか？ そんなつもりじゃなかったのに・・・とか。私も何度かありました。

自分で言うのも変なのですが、私は『変にまじめ』なところがあります。学生の頃はかなり『いい加減』に生きていましたが。『塾の先生』になってから変に真面目な面が目立つようになってきました。真面目なことは良いのですが・・・

私の周りの人間で『人生を楽しそうに生きてる人』って、良い意味で不真面目というか、ガチガチに縛られていないんです。いえ私の周りの人って皆さん真面目な方なのですが、なんと申しましょうか『人生の中に遊び』があるんです。別の言い方をすると『余裕』があるんです。

• これはこうでなければならない。
• これは絶対にやらなければならない。

などというのがあまりにも強過ぎると、人生を窮屈にしてしまんです。私自身にはその傾向があるので常に気を付けています。

真面目さも他人に向けられると凶器になる。

例えば『宿題をいつもやって来ない生徒』がいるとします。私は性格的に『きちんと』やってもらわなければイヤなので、『ちゃんと宿題をやって来るように』強く要求してしまうところがあります。（最近は随分減りましたが💦）

おそらく私の言ってることは『間違ってはいない』のだと思うのですが、言われた生徒の方は『たまったもんじゃない』ことだってあるんだと思います。それを若い頃は分かってあげられなかったというのが、大きな反省点です。ですから今は・・

どうしても言わなければならないこと！

だけに絞って言うようにしています。

生徒を自分の意のままに動かそうとしてしまっていた

若い頃の私は、自分で言うのもなんですが『超熱血先生！』でした(>_<)　昭和という時代は『熱血漢』が素晴らしいという風潮がありました。ですから自分も何も疑わずに『熱血漢』であることが正しいと思っていました。

それゆえに『生徒のために良かれ』と思って、『生徒の皆さんが私の納得するような勉強をする』ことを求めていました。そのおかげで抜群の進学実績を残すことができました。

しかーし！

その波に乗れなかった生徒達は、途中で退塾してしまうこともありました。

なんか違うんだよね！

せっかくKOSHIN学院に来てくれた生徒が、結局大手塾時代と同じように切り捨てられていくんです。
それじゃ耕心学院じゃないじゃん(>_<)💦

生徒の皆さんが嬉々として頑張れる学習塾へ！

勉強が出来るとか出来ないとか個人差があります。でもどんな生徒だって

• 出来るようになったら嬉しい！
• 分かるようになったら楽しい！

のだと思うのです。自分自身も学生の頃そうでした。ですから反省すべきことは反省して、一生懸命頑張る生徒をとことん応援する学習塾を続けて行きたいと思っています。

それでは今日はこの辺で！　また明日♪