塾の先生という仕事は「ストレス」との戦いでもあります。
「なんで?」って言いたくなるようなことを生徒達は次々とやらかします。そして大抵の場合「やらかす生徒」って決まっています。
いろいろストレスがたまることがありますが、私が一番ストレスがたまるのは・・・
勉強出来ない子の「はい!」という返事です。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] これ分かったの?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”waruo.jpg” name=”出来ない子”] はい![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] 分からないの?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”waruo.jpg” name=”出来ない子”] はい![/speech_bubble]
何を聞いても答えは「はい」だけ・・・。
別に分からないなら『分かりません』と言えば良いだけなのに・・・。何を聞いても『はい』だけ。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L2″ icon=”jukucho.jpg” name=”塾長”] これ分かったの?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”waruo.jpg” name=”出来ない子”] はい![/speech_bubble]
こう言われたら「じゃやってごらん!」って言うしかありません。
そして大抵の場合分からなくてモジモジしてるだけ。勉強している「ふり」が始まります。
はっきり言っちゃおうかな?
こんなの勉強以前の問題です! そもそも塾に通うとかいうレベルに達していません!
あのね!
塾って言うのは「分からない問題を分かりやすく説明してくれる場所」なんです。
何を聞いても「はい」なんて言うのは「勉強以前の段階」です。これを矯正してくれと言われても『塾では無理』です。
ところがギッチョンチョン
このことすら分かってない生徒が何年かに1度くらい(多い塾では毎年)入塾を希望してきます。
はっきり言っちゃおうかな?
こういう子の場合『学習塾』では無理です。こうした生徒を専門にしているところに通ってください。
『勉強が出来ない』というレベルではありません。
しかーし!
ここが難しいところなんですけど、このことをどう保護者の方にお伝えするか。
伝え方を間違えると保護者の方を怒らせてしまいますから。
でも私は『はっきり』お伝えすることにしています。
そうしないと『他の生徒の迷惑』にもなるし、『本人』も大変苦しまなければなりませんから。
大変申し訳ないのですが、私は『塾』を『職業・商売』としてやっています。矯正施設ではありませんので。
それでは今日はこの辺で! また明日♪